過去ログ - 【ガルパン】エリカ「大学落ちたのでバーを経営することになった」【安価】
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616: ◆5XLLhK8kNI[saga]
2016/06/11(土) 19:28:55.15 ID:3A+W8EvY0
エリカ「はぁ……はぁ……ったく。次期当主ってのは戦場以外だとあんな感じになるって決まってるのかしら?」

コンコン

エリカ「はい、どうぞー」

しほ「失礼する」

エリカ「い、家元!?」

千代「私もいますよ」

エリカ「当主が二人も……一体どうしたんでしょうか?」

しほ「果し合いの約束の件……と言いたいところですが……」

千代「ええ。逸見エリカさん」

エリカ「は、はい」

千代「この度に一連の事を深くお詫びします。アナタにこんなにも辛いことにあわせてしまって申し訳ありません」

しほ「私からも謝らせてほしい。エリカ、本当に申し訳ない」

エリカ「そんな……頭を上げてください!私はそんな」

千代「いえ、最後まで話を聞いてください」

千代「まず、私達島田家ではエリカさんの両親の行き過ぎた……そう。信仰にもにた貢献には気づいてはいました」

千代「しかし、逸見家は島田家にとっても失うのはあまりにも大きい損失で、誰も止めることができずにいました」

千代「そこで、まだ次期当主になっていなかった私は、姉の……アールグレイさんとお話をさせて頂き、逸見家を抜け出すように促しました」

千代「後継者がいなくなれば逸見家も衰退するしか道が無い。当時の私にはそれが最善と考えていました」

しほ「だが、そこで誤算だったのは、エリカの両親のあまりにも不安定すぎる精神状態であった」

千代「危機感により情緒が不安定になり、結果としてエリカさんを怖がらせる結果となってしまいました」

しほ「そして、エリカは黒森峰を受験すると聞いた島田家は、私達に逸見エリカの保護を依頼してきました」

しほ「家の事情、そして島田家ではどうすることができない案件、そして猛将の逸見家を黒森峰に入れられる。そういったことから西住流で預かることにしました」

しほ「しかし、西住流の中にも島田流を快く思わない勢力がいるのは、私も知っていました」

しほ「だが、入学した当初は無事に抑えることができていたのですが、プラウダとの一件、そしてみほとの敗北」

しほ「これらの出来事により反対勢力がますます過熱してしまい、私達では抑えられないところまで来ていました」

千代「そして、大学選抜との試合を偶然みていたエリカさんの両親が、エリカさんの黒森峰の姿をし、島田流を相手に戦っていることに限界を迎えたのでしょう」

しほ「まずは西住流の門下生の一部が大学の受験担当員を買収」

千代「そして逸見家が監視をするために、あのお店を用意し、数年あなたを騙してきていました」

エリカ「それが……全てなんですね」

しほ「すまない……守り切れずにこんな辛い思いをさせてしまった」

千代「全ては力不足だった私たちの責任です。償えるのであれば、私たちにできる範囲で何でもさせてもらいます」

エリカ「一つだけ……聞いてもいいですか?」

エリカ「今……その当事者たちはどうなっているんですか?」

しほ「西住流では破門とし、二度と日本の地に入れないようにしています」

千代「逸見家は今回の一件で正式に破門。そして、両親は入院という監視状態においています」

エリカ「そうですか……」


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