過去ログ - 【ガルパン】エリカ「大学落ちたのでバーを経営することになった」【安価】
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978: ◆5XLLhK8kNI[saga]
2016/06/21(火) 23:31:03.59 ID:ZmtOfB3l0
エリカ「ネット通販であんなの買わなきゃよかったわ……」

エリカ「お勧めの商品がボコばっかりじゃない……」

エリカ「……ボコシェイカーは可愛かったけど」

カランコロン

エリカ「いらっしゃいませー」

淳五郎「一人で」

エリカ「ではカウンターへどうぞ、今メニューを持ってきます」

淳五郎「あぁそこにある磯自慢の大吟醸を」

エリカ「分かりました、お冷で?」

淳五郎「それでお願いします……ふぅ」

エリカ「お客さん、今日来られるのは初めてですね?」

淳五郎「そうなりますね……うん、いいお酒だ」

エリカ「ありがとうございます、少しの間だけでも安らげるひと時を」

淳五郎「……君が逸見エリカ君だね?」

エリカ「そうですが……どこかでお会いになったかしら?」

淳五郎「私、秋山優花里の父の淳五郎といいます」

エリカ「あぁそれは」

淳五郎「先日の事といい、普段からお世話になっているようで本当に感謝しています」

エリカ「あぁそんな頭下げないでください!私からは特に何もしてませんから!」

淳五郎「いやいや娘は友達が少ないので、こう同年代の友達がいるというのが嬉しくて」

エリカ「そんな事……大丈夫よ、あの子とは恐らく長い付き合いになりそうだし、心配しなくても」

淳五郎「そういっていただけるとありがたいです……もう一杯、お願いします」

エリカ「はい……えっと、今日はそれを言うためにわざわざ足を?」

淳五郎「いやこれもあるんですがもう一つありまして……」

エリカ「もう一つ?」

淳五郎「娘は……結婚できるんでしょうか?」

エリカ「……と言うと?」

淳五郎「知っての通り、娘は戦車をはじめとしたミリタリー好きで、失礼ですが女性らしいかと言われると何とも……」

エリカ「まぁ淑女や大和撫子には程遠いとは思うわね」

淳五郎「やはり父親としては結婚して、孫の顔も見てみたいのですが、結婚できるのか……」

エリカ「……それは大丈夫じゃないかしら?」

淳五郎「へ?」

エリカ「彼女、戦車道への思いは誰にも負けないぐらいに真っすぐだわ。それと同じくらい、今彼女は恋愛にも真剣に取り組んでる」

エリカ「あの熱があれば、男にしろ女にしろ靡かない人はいないわよ。だから、いつでも結婚相手が来てもいいように父親として構えておきなさい」

淳五郎「……そうですか」

エリカ「そう。心配はいらないわ、もしもの時は私も力になるもの」

淳五郎「ほんと、娘はいい友達を持ってくれました……もう一杯!」


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