過去ログ - 高垣楓「違いの分かるひと」
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34:名無しNIPPER[saga]
2016/05/28(土) 22:42:19.36 ID:z9b3uMXIo

呆れたようにプロデューサーが頭を掻きます。
どうも、真面目な話をするのは恥ずかしくていけません。

 「……で」

 「はい?」

 「今日も飲みに行きます? ちょっと高い店でもいいですよ」

 「いえ、今日は止めておきます」

 「そうですか?」

 「はい。この喉の熱さをお酒で流してしまうのは、少し勿体なくて」

 「……そうですか」

 「あ、でも明日行きましょうね。ちょっと高いお店」

 「そうですか…………」

プロデューサーがいつの間にかそうですかマシーンになってしまいました。
ああ、本物のプロデューサーを何処へやってしまったんでしょう。
頬をぷにぷにと突っついて追及すると、鬱陶しそうに距離を取られてしまいます。

 「プロデューサー?」

 「はいはい、何ですか高垣さん」

 「私、モデルが好きでした」


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