過去ログ - ココア「あの日の気持ちが雨に溶けるまで」
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10:名無しNIPPER[sage saga]
2016/05/30(月) 00:11:22.68 ID:xPHUiqy50
ハナ「冗談だよ」


ココア「え…」


ハナ「冗談。意地悪なこと言って、ごめんね。いいよ、隣町に行くんでしょ?」


ココア「う…うん、それじゃあね!楽しかったよハナちゃん!」


ハナ「うん。ありがとう。わたしも楽しかった」


私は立ち上がって、ハナちゃんに手を振り公園を出ようとする。私は振り向いてハナちゃんの元へと歩き出す。少しびっくりした顔でハナちゃんが見つめる。


ココア「これ!傘!おばさんから貰ったものだけど、ハナちゃんに!雨降りそうだし、ハナちゃん傘持ってないから、お母さん待ってる間に雨降ってきたらこれを差してね!」


ハナ「…!…ありがとう」


もう一度手を振って私は公園を出た。駅に着いて列車に乗り込み、この灰色の町から抜け出していく。


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