過去ログ - 【はいふり】ミーナ「お主はわしをどう見ている?」明乃「私は……」
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6: ◆M8NwWJRLjk
2016/05/30(月) 00:42:36.48 ID:XMU0if9B0




明乃「……っ!っは……はぁっ……」
以下略



7: ◆M8NwWJRLjk
2016/05/30(月) 00:44:15.05 ID:XMU0if9B0

ミーナ「なんじゃあ……どないしたんじゃい、艦長」

明乃「う、ううん、大丈夫、こわい夢を見ただけだから」

以下略



8: ◆M8NwWJRLjk
2016/05/30(月) 00:45:55.19 ID:XMU0if9B0

ミーナ「――壊れているのか?」

明乃「ううん、ちょっと狂いやすいだけ……部品が少し錆びてるから」

以下略



9: ◆M8NwWJRLjk
2016/05/30(月) 00:47:23.81 ID:XMU0if9B0


沈黙に耐えられなくなり、ミーナが部屋を出ようか迷い始めたころ

明乃「あの、ごめんねミーちゃん、もう大丈夫だから」
以下略



10:名無しNIPPER[sage]
2016/05/30(月) 00:48:52.24 ID:1gG1cOAwo
期待


11: ◆M8NwWJRLjk
2016/05/30(月) 00:49:25.98 ID:XMU0if9B0

ミーナ「何かあったのはお主のほうじゃ」

明乃「私? 私はなにも」

以下略



12: ◆M8NwWJRLjk
2016/05/30(月) 00:51:36.83 ID:XMU0if9B0

ハッとして明乃が目元を抑えるとそこだけ日に焼けたようにヒリヒリと痛む。
それは目尻から耳へと続いており、涙の筋であることは明らかであった。

明乃「えっとこれはその」
以下略



13: ◆M8NwWJRLjk
2016/05/30(月) 00:53:32.38 ID:XMU0if9B0


明乃「あーあ、やっちゃったなぁ」

何年ぶりだろう。
以下略



14: ◆M8NwWJRLjk
2016/05/30(月) 00:57:31.82 ID:XMU0if9B0




ミーナ「ほれ、ゆっくり顔にタオルを押し当てるんじゃ」
以下略



15: ◆M8NwWJRLjk
2016/05/30(月) 01:00:33.75 ID:XMU0if9B0

昔から自分の背景を明かすと、たいていの相手は気の毒なまでにこちらを気遣おうとする。
腫れ物に触るように、地雷原をさぐるように、言動の一つ一つを選び抜いて。
やがてほとんどの人は、自らの対応の息苦しさに耐えかねて、次第に疎遠になってしまう。
結果、明乃は進んで自分の境遇を明かすことをしなくなったのである。
以下略



16: ◆M8NwWJRLjk
2016/05/30(月) 01:05:22.99 ID:XMU0if9B0

明乃「それもあるけどやっぱり艦長として弱音は吐けないよ」

ミーナ「ふん、変なところでド気張るな」

以下略



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