過去ログ - 幸子「上空1万メートルからダイブすることになりました……」
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35: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/05/30(月) 05:36:10.15 ID:+TErWrS80

――映画などで見るような木の枝で衝撃を和らげていくのはどうですか?

――うーん、あれは昔試したことがありますが、身体に刺さるのであまりオススメはしませんよ

――試した?

――あっ……と、そ、祖父が申しておりました! で、ですがやはり一番いいのは……!

幸子(本当にそのままクッションが積み重なっている場所……でしたか。でもそんな場所がそうそううまくあるわけ……)チラッ

幸子(……あった、ありました! あの白い山のような物! あれはきっとクッションの山です!)パァア

幸子(もしかしてあれがあやめさんの『待っていて下さい』の意味なんでしょうか。だとしたらボクはなんて恵まれているんでしょう……!)

ゴォオオオオオオオオオオオ!!

幸子(あれ、でもあやめさんはどうやってこの状況から着地を……考えてもしかたないですが)クルクルッ

幸子(とにかくもう地面まで数秒! ボクが最後にやるべきことは頭を絶対に守る体勢になって、あのクッションの山に落ちる!)

ゴォオオオオオオオオオオオ!!

幸子(ボクのこのカワイらしい小さな身体は、空から落ちた時に生き残りやすい体型だと聞きました! つまり、生まれながらにボクはスゴイ!)ギュ

幸子(そうです! だからボクは必ず無事に着地出来る! 絶対! だって! ボクは――)



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