過去ログ - ある日の保健室のできごと
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38: ◆gvDwHmHzw6[saga]
2016/05/30(月) 18:41:42.37 ID:yXYbFCMWO
男子生徒「分かって言ってますよね?」

保健教師「いんや。エミールってなんだかすら知らん。覚えてねーよんな古典の文章なんてよ」

男子生徒「分かってるじゃないですか。次は何を読めばいいですか?」
以下略



39: ◆gvDwHmHzw6[saga]
2016/05/30(月) 18:43:36.05 ID:yXYbFCMWO
保健教師「あ? お前人の趣味にケチつける気か?」

男子生徒「そんな事ないですよ。ちょっと、なんかかわいいなって思って」

保健教師「……」カチッ
以下略



40: ◆gvDwHmHzw6[saga]
2016/05/30(月) 18:44:36.72 ID:yXYbFCMWO
保健教師「ほれ、もういいだろう。もう他の奴らも帰ったし、平和に帰れんぞ」

男子生徒「あ、いつの間にか5限も終わってる……」

保健教師「だからお前らは何しに学校来てんだよ……全く」スパー
以下略



41: ◆gvDwHmHzw6[saga]
2016/05/30(月) 18:47:00.05 ID:s/shtp8hO
男子生徒「どういう意味ですか?」

保健教師「お前は大学行きたくねーのかって聞いてんだ」

男子生徒「どうでしょうね。あんまり行っても良いことなさそうですし」
以下略



42: ◆gvDwHmHzw6[saga]
2016/05/30(月) 18:47:59.00 ID:s/shtp8hO
男子生徒「やっぱり先生は狡い大人ですね。……それじゃあ帰ります」

保健教師「おう。帰れ帰れ……そういや」

男子生徒「はい?」
以下略



43: ◆gvDwHmHzw6[saga]
2016/05/30(月) 18:48:57.07 ID:s/shtp8hO
いつの間にか、桜のつぼみも膨れてきて

女子生徒「先生○○君に勝手に私の学校教えましたね」

保健教師「おうよ」スパー
以下略



44: ◆gvDwHmHzw6[saga]
2016/05/30(月) 18:50:44.82 ID:s/shtp8hO
女子生徒「良くないですよ。女の子はかわいいって言われたいものなんですよ」

保健教師「そうかいそうかい。アタシは綺麗って言われた方が嬉しいけどね」グリグリ

女子生徒「嘘ですね。絶対」
以下略



45: ◆gvDwHmHzw6[saga]
2016/05/30(月) 18:51:46.65 ID:s/shtp8hO
女子生徒「まぁ、今はコンビニのバイトですけど、この前告白されましたけど断りましたよ」

保健教師「お前こそ自慢話じゃねーか。アタシはここ50年は告白されてねーぞ」

女子生徒「……先生30いってないですよね?」
以下略



46: ◆gvDwHmHzw6[saga]
2016/05/30(月) 18:53:36.58 ID:s/shtp8hO
女子生徒「はい、どうぞ?」カチッ

保健教師「……なんでだよ」スパー

女子生徒「まぁ、その、なんででしょうか。仕事で吸ってたら止められなくなったってとこですかね?」
以下略



47: ◆gvDwHmHzw6[saga]
2016/05/30(月) 18:55:55.71 ID:s/shtp8hO
保健教師「そういや今日か、試験日。まさかあいつもお前もアタシと同じとこに行くとは思いもしなかったよ」スパー

女子生徒「ああ、だから私も彼も面倒見てくれたんですね」

保健教師「別に他意はねーよ。ただ推薦の面接官や出題傾向知ってるだけだ」
以下略



48: ◆gvDwHmHzw6[saga]
2016/05/30(月) 18:59:14.90 ID:s/shtp8hO
保健教師「大人にゃなんでもお見通しだよ。……さて、今期最後の会議でも行ってきますかね」グリグリ

女子生徒「まだ子供ですか? 私達。というか会議ってありましたっけ?今日来てない先生の方が多い……」ピローン

保健教師「子供だよ。子供も子供。ケツは青いは拭けねーわで手間が掛かって仕方ねー」ッポイ
以下略



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