2:名無しNIPPER[saga]
2016/05/30(月) 21:40:44.56 ID:rcEyHt1q0
朝
理樹部屋
理樹「………………」
理樹(そりゃそうだ。沙耶が僕の前に現れてくれるはずがない。馬鹿理樹め。なんでいつも夢だとなにも違和感を感じないんだ)
理樹「…………寂しいよ。沙耶…」
理樹(悲しくって、虚しくって涙の玉が目の端に出来た。死んでしまいたい)
真人「ふぁぁ……」
理樹(ドアから真人が出てきた。朝のジョギングの帰りだろう。とりあえず目を擦って証拠を隠滅した)
真人「おー理樹、起きたか!食堂に行こうぜっ」
理樹「あー………もう凄く行きたくない」
真人「行きたくないって……飯はどうするんだ?」
理樹「1日抜いただけじゃ死なないよ。もう、今日はどこも行きたくない」
真人「……そっか。じゃ、そうするか?」
理樹「………………」
理樹(恥ずかしくて直接サボりたいと言えないからそのまま黙ってしまった。でも真人はそういうのにも結構鋭い)
真人「分かった。先生には適当に行っておく。また放課後な」
理樹(真人は財布をポケットに突っ込んでドアを静かに閉めて行った)
理樹「…………ありがとう真人」
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