過去ログ - 【艦これ】艦娘童話 みかずきんちゃん
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29: ◆y7KoWCuA1M[saga]
2016/05/31(火) 07:35:19.81 ID:4YZBWtr+0
奇妙、不審、危険信号…その人物が発する雰囲気だ…
それはみかずきんの肌をざわつかせるのに十分すぎるほどだった…



鳳翔の姿をした謎の人物は装束を脱ぎ捨てた。みかずきんが鳳翔の体型が大きくなったと感じたのも間違いではなかった。なぜなら現れたのは男だからだ。いったいどうやって声音まで真似してなりすましていたのか。

だが、みかずきんはその事には触れず、質問を繰り返す。

「貴方は誰?鳳翔さんをどうしたんですか?」

声に怒気がこもり、単装砲をさらに突き付ける。

「怒るなよ〜。可愛い顔が台無しだぁ……っと、危ねえから撃つなよ〜。 まずは安心しなよ。鳳翔さんは俺も会ってないからな。ここに来たときから留守だったんだ」

男は気さくに話しかけるが、みかずきんは警戒をとかない。彼女は黒髪美少女な外見だが、歴とした艦娘…軍人だ。知らない人にはついていかないように、知らない人の話に騙されないように訓練されている。

「それで?貴方は何者なんです?どうして鳳翔さんのお店にいるんです?」

「それはねぇ、みかずきんちゃん。キミがお使いにくるって情報を得たからさ。お使いにきたキミを…」

男はニンマリと嗤って大きな口を開けた。

「この狼提督が喰っちまうためさぁ!!」



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