過去ログ - 【艦これ】艦娘童話 みかずきんちゃん
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3: ◆y7KoWCuA1M[saga]
2016/05/31(火) 07:09:37.39 ID:4YZBWtr+0
こうして防空頭巾をもらった三日月は、遠征にも出撃にも頭巾をかぶって出かけるようになりました。
中にはせいぜい綿が入っている程度ですが、なぜか装甲が丈夫になった気がするのです。


睦月「にゃしい。三日月ちゃん、頭巾が似合ってるねっ」
以下略



4: ◆y7KoWCuA1M[saga]
2016/05/31(火) 07:10:34.99 ID:4YZBWtr+0
ある日、みかずきんは間宮さんにおつかいをたのまれました。


間宮「みかずきんちゃん、おつかいをたのんじゃって申し訳ないんだけど、鳳翔さんのところへ食材を届けてくれないかしら?」

以下略



5: ◆y7KoWCuA1M[saga]
2016/05/31(火) 07:11:34.92 ID:4YZBWtr+0
間宮さんはその姿を微笑ましく眺めていましたが、ふと気になることを思い出してみかずきんを引き留めました。


間宮「あ、そうだ。みかずきんちゃん。最近は道中が物騒になったって聞くから、くれぐれも気をつけてね。いろんな怪しい人が出るって」

以下略



6: ◆y7KoWCuA1M[saga]
2016/05/31(火) 07:12:32.17 ID:4YZBWtr+0


みかずきん「つーきーの光にみーちびかれー♪」


以下略



7: ◆y7KoWCuA1M[saga]
2016/05/31(火) 07:13:30.16 ID:4YZBWtr+0
イッ級さん「おっと、僕はキミと戦うつもりはないよ。僕はこの『ハシ』を誰かが渡らないように見張っているだけなんだから」

みかずきん「どうしても橋を渡ってはいけないんですか?」

イッ級さん「そうとも!真面目な艦娘さんが、この標識を違反するなんてことするわけないよね。きっと違反したら軍法会議ものだよ。同型の姉妹艦にも累が及ぶかもしれないね」
以下略



8: ◆y7KoWCuA1M[saga]
2016/05/31(火) 07:14:15.20 ID:4YZBWtr+0
イッ級さん(よぉし。存分に困らせたところで僕がとんちの効いた解答を示してやろう。そうすればみかずきんちゃんのハートは掴んだも同然だ。わざわざみかずきんちゃんに先回りして立て看板で封鎖した甲斐があった)


イッ級さん、とんだ自作自演です。こんな事で女の子の関心をひけると思っているのでしょうか。

以下略



9: ◆y7KoWCuA1M[saga]
2016/05/31(火) 07:14:58.63 ID:4YZBWtr+0
イッ級さん「いやいやいや、橋がなくなったら君も困るでしょ」

みかずきん「致し方ありません。深海棲艦を見逃す方が後に禍根を残します。負けたくはありません、戦いなのですから」

みかずきん「それに私は艦娘の力で水の上を移動できますし、橋がなくてもなんとかなります」
以下略



10: ◆y7KoWCuA1M[saga]
2016/05/31(火) 07:15:44.76 ID:4YZBWtr+0
イッ級さん「えっと…君の…こと…」

みかずきん「言い淀むなんて怪しいです!何か企んでいますねっ! 駆逐艦イ級、やはり見逃すわけにはいきません!覚悟しなさい!」

イッ級さん「へ?」
以下略



11: ◆y7KoWCuA1M[saga]
2016/05/31(火) 07:17:14.01 ID:4YZBWtr+0
みかずきんは鳳翔さんのもとへ急ぎます。
速度を生かした素早い輸送がみかずきんの持ち味です。真面目なみかずきんには手を抜くことなんて考えられません。
一生懸命、おつかいの荷物を運びます。

ところが、そんなみかずきんの前にーーー
以下略



12: ◆y7KoWCuA1M[saga]
2016/05/31(火) 07:18:16.32 ID:4YZBWtr+0
みかずきん「はぁ、はぁ、見失ってしまいました… どうしましょうか」

「ヘーイ、そこを行くのはクレセントガールではありませんカー」

「みかずきんさん? そんなに慌ててどうなされたんですの?」
以下略



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