40:名無しNIPPER[sage saga]
2016/06/02(木) 10:03:32.60 ID:ZVgzIjhh0
(;T)「ッ……」チラッ
(;T)そ「うわーーーーーーーーーー!!!!もう追いつかれるじゃねーーーーーーかーーーーーー!!!!!」
角を曲がったあたりで一度後方を確認すると
もう目と鼻の先……この場合ケツの先とでも言おうか。ケツの先ってなんだよ
手を伸ばせば届きそうなほど近くに、オマール海老の波は迫っていた
(;T)「畜生……時雨ッ!!」
脱出には間に合わない。卯月を時雨に任せ俺が体を張って時間を稼ごうとした時
夕張「提督ッ!!こちらです!!」
長門「飛び込めェッ!!」
廊下の先、防火扉の前で夕張と長門が待ち構えていた
夕張の手には、見覚えのある『大砲』が握られている
夕張「上手く避けてくださいよォ……」
夕張「対テラフォーマー及び提督用発射式蟲獲り網!!てー!!」
大砲から射出されたのは、いつかの乳首相撲事件で苦しめられたあの強靭な網
(;T)そ「危なッ!?」
ヘッドスライディング気味に防火扉の先に飛び込んだ俺たちの頭上を通り抜け
オマール海老の波を僅かな時間だが食いとどめた
長門「フンッ」バァン!!
その隙に長門が防火扉を閉める。直後、大群が鉄製のそれにぶち当たる音が響き渡った
しかし、押し破るほどの力は無いらしい。俺たちはなんとか危機を脱することが出来た
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