過去ログ - 速水奏「むっつりだなんて、失礼しちゃうわ」
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32:名無しNIPPER[saga]
2016/06/02(木) 22:51:03.45 ID:t0p/t155o

「伊吹、ねぇ伊吹……」

「…………」

以下略



33:名無しNIPPER[saga]
2016/06/02(木) 22:51:44.13 ID:t0p/t155o

「……ふふ、ねぇってば」


二人の愛の決意は、もうすぐ絶好調になりそうな。
以下略



34:名無しNIPPER[saga]
2016/06/02(木) 22:53:12.21 ID:t0p/t155o

「…………ふふふ」


もう一度、手を伸ばす。
以下略



35:名無しNIPPER[saga]
2016/06/02(木) 22:54:06.11 ID:t0p/t155o

そのまま動きを止めて、言葉でちょっかいをかけるのすらやめてしまえば、この部屋に響くのは、スピーカー越しの愛の誓いと、伊吹の鼻をすするかすかな音だけ。

私の心臓の音は、私にしか聞こえない。

以下略



36:名無しNIPPER[saga]
2016/06/02(木) 22:55:38.36 ID:t0p/t155o

頬にやっていた手をはなす。

代わりに、少しずつ少しずつ、顔を近づけていく。

以下略



37:名無しNIPPER[saga]
2016/06/02(木) 22:56:17.64 ID:t0p/t155o

ああ、楽しい。


今のこの瞬間。
以下略



38:名無しNIPPER[saga]
2016/06/02(木) 22:57:27.26 ID:t0p/t155o
さらに頬を寄せる。

頬にくちびる近づける。

もし普段こんな距離に近づいたら、ぎょっとされて、距離を取られて。
以下略



39:名無しNIPPER[saga]
2016/06/02(木) 22:58:11.26 ID:t0p/t155o



そんな一瞬の永遠を楽しんでいたのに。

以下略



40:名無しNIPPER[saga]
2016/06/02(木) 22:58:54.84 ID:t0p/t155o



「奏、キス、したいの?」

以下略



41:名無しNIPPER[saga]
2016/06/02(木) 22:59:24.81 ID:t0p/t155o



不意に、世界が壊れた。

以下略



42:名無しNIPPER[saga]
2016/06/02(木) 23:00:00.01 ID:t0p/t155o

「奏」


気が付けば伊吹がこっちを覗いていた。
以下略



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