過去ログ - 倫子「牧瀬紅莉栖を救うなんて考えるな!」
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名無しNIPPER
[saga]
2016/06/05(日) 11:06:28.52 ID:hkPvJetV0
この場所には、ずいぶん場違いだ。
たぶん間違えて入ってきてしまったんだろう。
少女「そんなのわかっているわ。何度同じ話をすれば気が済むの?」
倫子「あの、今。初めて言ったんだけど」
少女「私にとっては、あなたで4回目よ。」
鼻息を荒くした少女は、懐からカードをひっぱりだした。
今回のコンベンションの招待客に配られているゲストカードだ。表面には名前と所属機関がプリントしてある。
倫子「えっ?」
Viktor chondria University USA Brain Science lnstitute
倫子「ヴィクトル・コンドリア大学、脳科学研究所?」
目の前の少女とカードを見比べて。
ようやくわかった。
倫子「ああ!そういうことね!」
倫子「そのカードどこに落ちていたんですか?」
少女「その話も4回目よ!」
少女は、うんざりしたように別のカードをささげてきた。
写真入りのIDカードで、ヴィクトル・コンドリア大学の脳科学研究所のもの。
倫子「え?」
いつだったか、別の世界線の紅莉栖がもっているのを見たことがある。それと同じデザインだ。
IDカードにプリントされた写真は間違いなく少女だった。
少女「ひやじょうまほって読むの。」
少女「私の名前。比屋定 真帆。漢字でも、ローマ字でも、誰も読めたためしがないから、さきに言っておくわ。」
倫子「...ヴィクトル・コンドリア大学の中学生?」
真帆「大学に中学生がいるわけないでしょう」
倫子「たしかに。じゃあ、飛び級なのか...」
日本と違い、アメリカは飛び級が珍しくない。紅莉栖だって17歳で大学を卒業している。
とはいえ、こんな幼い女の子がすでに大学の研究員だなんて....
真帆「ひとつ確認していいかしら?」
倫子「え?あ、はい」
真帆「あなた、今、少なからず衝撃を受けているわよね?」
真帆「 こんな小さい子が...信じられない。 かしら?」
倫子「は、はは」
図星だ。
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