過去ログ - 倫子「牧瀬紅莉栖を救うなんて考えるな!」
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名無しNIPPER
[saga]
2016/06/03(金) 00:16:50.13 ID:+q6QcRPb0
鈴羽「父さん、タオルと水、それから服も!今すぐ持ってきて!」
ダル「え?え?説明プリーズ!」
鈴羽「いいから早く!」
ダル「わ、分かったお!」
ダルが、ビル内に続くドアへ駆け込んでいった。
まゆり「オカリン、大丈夫・・・・?しっかりして!しなないで!」
鈴羽「大丈夫。ケガをしているわけではないよ。」
やめて。
私なんかに構うな。
放っておいて。
私は、貴女を助けられなかった。
それどころか、貴女の命をうばったんだ。
三週間前の子の場所で。
私が、殺した。
私は、人殺しなんだ。
倫子「無駄だったのよ。····何をやっても、無駄だったんだ」
倫子「は、はは。全部、決まっているのよ。なにもかも」
倫子「同じよ。まゆりの時と、同じなのよ···」
倫子「どれだけ、もがいたって結果は変えられない。」
何度リトライしたって、結果は必ず収束する。
過程なんて関係ない。
何度タイムリープしたって、何度タイムトラベルしたって、けっかをねじ曲げることは出来ない。
そんな残酷な現実分かっていたはずなのに。
一番キツイ形で、改めて実感させらるとは。
倫子「無駄よ···無駄だったのよ···なにもかも無駄だったの····」
倫子「私は、紅莉栖を救えないんだ。ははは、はは···」
倫子「分かってた。分かっていたのよ。こうなるって予想はしてた。」
倫子「もう疲れた。ずっと休んでいないんだ···。だから、もう、いいよ。」
倫子「はは、は····」
まゆり「オカリン···いったい、なんが···」
倫子「私が···私が殺したんだ。···バカみたいだ····全部、私のせいだ。」
鈴羽「牧瀬紅莉栖を刺し殺しちゃったんだよ。」
まゆり「殺した····?····ウソ····」
鈴羽「でも安心して。あともう一回タイムトラベルできる。」
倫子「放っておいてくれ。····私のことなんかn····何度やったって、結果はおなじだ。」
鈴羽「なにいってんの!諦めるつもり!?」
鈴羽「たった一回の失敗がなんだっていうんだ!?」
世界線は必ず収束する。それが、この世界の摂理なんだ。
そんなこと、分かりきっていたことなんだ。
まゆり「どうして。どうして、オカリンに一人に押し付けるの?」
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