過去ログ - 安価で召喚された奴が世界救う(FF その2
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32:名無しNIPPER[saga ]
2016/06/08(水) 22:24:43.78 ID:6lakcfSW0

ルーファウス「……時に、
       君たちの旅の行方はどうなってるんだ?」

ビビ「旅の行方、ですか?
   えっと、話すと長くなるんだけど」

ルーファウス「聞かせてもらえるか」


…………


ビビ「といったところで、コーネリアで爆発が……」

ルーファウス「……ほう。興味深い話だ」

ビビ「僕は、どちらかと言うとあまり理解できてないんだけど」

ルーファウス「いや、この話を私の耳に入れてくれただけでも君の功績は大きい。
       素直に感謝しよう」

ビビ「え、えへへ、そんな」

ルーファウス「……ティファ、と言ったな。
       彼女からも情報を寄せてもらいたいものだ」

ビビ「ティファさん、大丈夫かな」

ルーファウス「神羅の手の者の中に、彼女の情報を持つ者はいなかった。
       ……だが、高々城の爆発程度で死ぬような人間には見えなかったが」

ビビ(確かに……)



ビビ「あれ、そう言えば、ルーファウスさんって社長……?」

ルーファウス「何か?」

ビビ「副社長、さん、じゃなかったですか?」

ルーファウス「ああ。親父は死んだ。
       君たちの旅の間に、こちらも色々とあったのだよ」

ビビ「し、死んじゃったの?
   あ、ごめんなさい。ぼく……」

ルーファウス「気にすることはない。
       あいつは恨みを買いすぎた。いずれ自ら身を滅ぼしていただろう。
       死因は、解せぬが……」

ビビ「?」

ルーファウス「……君たちの誰かに聞いてみたいものだ。
       もしかしたら、答えがわかるかもしれない。

       父、プレジデント神羅は、正確には死んだわけではない……かもしれない」



ビビ「ど、どういうこと?」

ルーファウス「我々の手の者が開発していた生命体の暴走に巻き込まれ、研究室もろとも消えてしまったのだ」

ビビ「消えた?」

ルーファウス「……ああ。
       研究室のポッドの中で観察していたのだが、
       そのポッドに異常が見られたとの報告を受けて、興味本位でのぞきに行ったプレジデント神羅は、その直後姿を消した。

       見ていた者の話だと、本当に一瞬だったそうだ。
       不自然にポッドと親父が消滅してしまったらしい」



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