過去ログ - フレデリカ「アタシPンコツアンドロイド」
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155: ◆4C4xQZIWw7k3[saga]
2016/06/05(日) 22:13:44.74 ID:zPFfeAqvo
「んで? フレちゃんどったの? なんとなーく察しはついてるけどねん♪」

「へへへ。 まぁね〜。 シキちゃんには直接お願いしたもんね」

「にゃはは☆ 流石のあたしも、フレちゃんプロの服だけ弾け飛ぶ?
以下略



156: ◆4C4xQZIWw7k3[saga]
2016/06/05(日) 22:14:24.48 ID:zPFfeAqvo
「それでね。 なんやかんやのかんやなんやで上手くいったんだけどー。 ちょっと後悔? プロデューサーごめんなさい? みたいな? あ、そだ。 メールしたとき早く帰ってきてくれてありがとね、シキちゃんカナデちゃん」

「フレちゃん隊長の命令とあらば、1失踪分の働きはするであります! ボンジュールマダム! 」

「……? よくわからないけど気にしないで。 私たちフレちゃんが大好きだから」
以下略



157: ◆4C4xQZIWw7k3[saga]
2016/06/05(日) 22:15:20.97 ID:zPFfeAqvo
「それでね。 フレちゃんの我が儘でプロデューサーの心を変えちゃったから、ちょっと……思うところがないかもしれないの」

「……ふーん。 アタシは他人をどうしうようが自由だと思ってるから、それでいいと思うけどねー。 変えられる方が悪いのだ☆」

「ふふ。 シキちゃんもシキプロに影響受けてるかも♪ それはお互い様かなぁ」
以下略



158: ◆4C4xQZIWw7k3[saga]
2016/06/05(日) 22:16:15.81 ID:zPFfeAqvo
「それにさ。 フレちゃんほんとは嬉しいんでしょ? やっぱり最後は肉体なんだよねー。 アタシたち人間も原始からは逃れられぬカルマ!」

「もー! フレちゃんを丸裸にしていいのはプロデューサーだけなのに〜。赤面爆発しちゃうかもっぼんぼんボンジュール♪」

「あら、私には裸のフレデリカを見せてくれないの? 私の唇はこんなに赤裸々なのに」
以下略



159: ◆4C4xQZIWw7k3[saga]
2016/06/05(日) 22:16:47.17 ID:zPFfeAqvo
「だからぁ、マリッジブルーならぬ、ヴァージンブルー? あ、もうロストしてたっけ♪ 延長戦不可能かなー?」

「フレ様たらおはしたのうございますわよ♪」

「ごめん遊ばせシキ様♪」
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160: ◆4C4xQZIWw7k3[saga]
2016/06/05(日) 22:17:41.96 ID:zPFfeAqvo
「…………。 奏ちゃん、ラシックスあげよっか? アタシが調合した強烈なやつ。 奏プロさんが悲劇に見舞われるのだけは避けられると思うんだけど……?」

「遠慮しておくわ。 志希のお薬でろくな目にしか、あったことないもの」

「そっかー。 かつてないほど残念だよー」
以下略



161: ◆4C4xQZIWw7k3[saga]
2016/06/05(日) 22:18:20.45 ID:zPFfeAqvo
「でもさー。 結構意外だったんだよあたし? フレちゃんって寛容だし、アタシの実験にも付き合ってくれるけど、使う側に立つとは思ってなかったから。 あくまで被験者って感じで」

「うーん……」

「そうね。 普段お茶らけてる時は攻めの姿勢だけれど、ライブの前だとか皆を鼓舞してる時は一番緊張してるもの」
以下略



162: ◆4C4xQZIWw7k3[saga]
2016/06/05(日) 22:19:04.93 ID:zPFfeAqvo
「でもね。 やっぱりアタシはアタシだよ? 少しだけ勇気を出して切っ掛けを、作ってみただけだし。 ディフューザーの調子が悪くならなかったのは幸運だったけど♪ やっぱり幸運の女神様なのかなー?」

少しだけ。
ほんの少し彼の心を溶かすために、心の楔を抜いてくれた彼の仮面を外すために。

以下略



163: ◆4C4xQZIWw7k3[saga]
2016/06/05(日) 22:20:01.86 ID:zPFfeAqvo
と、事務所の階段を上がる靴音。
聞き間違えるはずかない、愛しい王子様。
パリジェンヌはさっと立ち上がって、ドアへと駆けていく。

「ご主人様のお帰りに反応だなんて、アンドロイドみたい♪ 型番ゼロ号=フレドロイド?」
以下略



164: ◆4C4xQZIWw7k3[saga]
2016/06/05(日) 22:20:49.38 ID:zPFfeAqvo





以下略



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