過去ログ - 緒方智絵里「歩き出せ、クローバー」
1- 20
7:名無しNIPPER
2016/06/05(日) 21:47:44.42 ID:SCPbqVcp0
『グラスホッパー』

智絵里「失礼します…あれ、レッスンルームにいるなんて珍しいですね。プロデューサーさん」

P「おう智絵里か。実はコイツを搬入するのを手伝っててな…」

智絵里「これって…トランポリン、ですか?」

P「うん。今時のアイドルは飛んだり跳ねたりもしなきゃいけないからな。トレーナーさんとも前から相談してたんだ」

智絵里「へぇ…そ、そうなんですね…」

P「おっ智絵里さん、コイツが気になるようですね」

智絵里「…バレてました?」

P「そう来ると思ってマットも既に敷いてあるぜ」

智絵里「わかってらっしゃる…」

P「いつでもどうぞ」

智絵里「えい。わっ、これ意外と跳ねますね」

P「足首ひねらないように気を付けてな。二台置いてあるし、俺も空いてる方に乗ってみるかな」

智絵里「ほっ、とうっ」

P「はしゃいでますなあ…うおっ、これは…確かに楽しいな」

智絵里「ですよね!こういうトレーニングならいくらでも出来そうです」

P「うおっ、それにしてもスーツだと飛びにくいな…」

智絵里「お洋服…大丈夫なんですか?」

P「まあ安物なんでな…近いうち買い換えるし」

智絵里「…」

P「…」

智絵里「なんかこう…二人で跳ねてるとアレみたいですね」

P(ん…ウサギみたいってことか?)

智絵里「バッタさんみたいですね」

P「えっ、そっち?」

智絵里「意外でしたか?クローバーを探してるとよくバッタさんには遭遇するので…」

P「ちょっと驚いた。智絵里、虫とか苦手そうなのに」

智絵里「苦手なのもいますが…少なくともバッタさんは平気ですよ。特に害もなく跳ねてるだけですし、善き隣人です」

P「バッタか…子どもの頃はバッタ捕まえたりしてたけど最近は見てないな…」

智絵里「プロデューサーさんの子どもの頃…なんか想像できないです…」

P「結構やんちゃだったよ。こう…オンブバッタを引き剥がしたりとかさ」

智絵里「それは…あんまりよくないですね…オンブバッタは仲の良い夫婦らしいですし」

P「そうなのか…そりゃ悪いことしちゃったな」

智絵里「ちなみに上に乗ってる方がオスらしいですね」

P「えっそうなのか?オスの方が小さいんだな…まあ俺もきらりとかに比べると小さいけど」

智絵里「ふふ…プロデューサーさんがきらりちゃんに背負われるところ想像してしまいました」

P「おう…何ともシュールな光景だな…」

智絵里「…私も、もっと背が高かったらなあ…」

P「ん?」

智絵里「…何でもないです」

P「私も背が高かったら、と聞こえたけどそれはどういう…」

智絵里「何でもないですーーーーー…!」

P「ちょっ待てよ智絵里…!走り去ってしまった…」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
46Res/40.39 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice