27:名無しNIPPER[saga]
2016/06/03(金) 23:45:12.62 ID:UvARFro70
にこちゃんは凄いなぁ。こんなにも頼もしい。
部長を引き継いだとき、私は“にこちゃん”になろうとしました。だからといって、どんなに真似たところでなれるものでもなく、結局、小泉花陽は小泉花陽のままでした。
「私は、にこちゃんの影を追ってたの」
これは凛ちゃんにも真姫ちゃんにも言えること。でもそれじゃいけないって、三人ともなんとなく気付いていました。
「悪いことしたわね」
いつだって先を行くにこちゃん。頼ってばかりの私。でも、先輩禁止のこの場所なら、私たちは対等なんです。だから、私たちの抱える伸び悩みと、希ちゃんから聞いたにこちゃんの抱える行き詰まりを、交換することにしました。私の考え一つじゃ説得力不足でも、にこちゃん一人の懊悩じゃ光が見えなくても。
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