過去ログ - 十一年後の名探偵
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62: ◆Q/Ox.g8wNA[sage saga]
2016/06/12(日) 00:03:22.61 ID:Gx+8aCo/0
「落ち着いて、正気とは思えないよ…??」

「だって夢に出るんです!!毎日毎日!!みりあちゃんが!! 私を責めてる目で睨んで立ってて!!
恨めしそうに………っ…!! もう良いですっ!! 場所は解ってますから一人で行きますっっ!!」


一人の人影がひどく興奮した様子で立ち去ろうとする。


もう一人の人物が落ち着かせるように相手の肩を掴み、言い聞かせる様に言った。

「これが誰かのトリックだとしたら、誰かが行動を起こすのを待ち受けてるのかも知れないよ??」

「……でもっ……」

尚も渋る人影に、もう一人の人物が諦める様に頷いて言った。

「………わかった、同行するよ…」

「本当ですか!? 良かった……本当は、一人じゃ不安だったんです……」

少し俯いた人影が、初めて嬉しそうに微笑した。



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