1:名無しNIPPER
2016/06/07(火) 00:15:25.01 ID:Q5rr1ad/0
千川ちひろは焦っていた。
自身より年下である入社1年目の男が社内でもトップクラスの成績を挙げ、自身がプロデューサーである彼のアシスタントという立ち位置に甘んじていることに。このままでは自身の出世に関わってしまう。
ではどうすればいいか。ならばプロデューサーを自分以上に堕落させ、ダメ人間にすればいい。そうすれば彼の信用は失墜、私は出世街道のレールに再び乗れる。
思い立ったら早速計画を練る。そして、完成した計画はここの所属アイドル5人を使った完璧なものである______
SSWiki : ss.vip2ch.com
2:名無しNIPPER
2016/06/07(火) 00:17:28.50 ID:Q5rr1ad/0
初投稿です。
ちひろ「Pさんは来週の土日はオフでしたよね?」
モバP(以下P)「ええ、久しぶりのまとまった休日なのでゆっくりと羽を伸ばそうかと」
3:名無しNIPPER
2016/06/07(火) 00:18:26.09 ID:Q5rr1ad/0
ちひろ「___というわけで当日はPさんをたくさん甘やかしてください。出来るだけ彼に何もさせないように。耳元で囁きかけてあげるとパフェコミュです!」
ゆかり「甘やかす・・・ですか」
小梅「Pさんの家・・・少し緊張・・・」
紗枝「うち、どないことすればPはんが喜んでくれますやろか」
まゆ「任せてください。Pさんの為ならなんでもしてあげますよぉ・・・」
4:名無しNIPPER
2016/06/07(火) 00:19:29.76 ID:Q5rr1ad/0
ちひろ(人を堕落させるにはどうすればいいか。それは蕩ける声で人を包み込み、何も考えられなくなるようにしてやればいい。そのために私が厳選した声だ。そして声を持つ彼女らを動かす力を私は持っている。ネットでも「まゆの声で24時間愛を囁かれ続けたい」「紗枝ちゃんの声で脳がはんなりしてくる」「小梅ちゃんの声で俺が成仏した」「ゆかりちゃんと向かい合って愛を囁かれて俺のフルートを」「よしのんの鈴の音が響き渡るような声すき」等の評価を持つ至高の声。それらに囲まれれば彼は全てを彼女たちに委ね何も考えられなくなるだろう。あとは私のカリスマで会社・・・いや世界をまとめ上げ私は本物の女神になるのだ!プロデューサー、あなたはこの千川ちひろの創世記の1頁に刻まれることを誇りに思うがいいッ!ちーっひっひっひひひ!!!)
5:名無しNIPPER[sage]
2016/06/07(火) 00:19:42.07 ID:NEafxJYMo
台詞と台詞の間は開けた方が読みやすいかなーって
期待
6:名無しNIPPER
2016/06/07(火) 00:20:36.41 ID:Q5rr1ad/0
当日
(インターホンの音)
「「「「「Pさん、お邪魔します!」」」」」(でしてー)
P「いらっしゃい。今日はよく来てくれたね。狭い家だがどうぞ上がってくれ」
まゆ「ここがPさんのお家・・・うふっ」
7:名無しNIPPER
2016/06/07(火) 00:25:00.88 ID:Q5rr1ad/0
P「悪いなゆかり、掃除とかしてもらって」
ゆかり「いいえ、前からPさんのお部屋を掃除するのは夢だったんです」
P「ウエディングドレスの仕事だっけ。最初はぎこちなかったけど、上達早かったよな」
ゆかり「あの時はいろいろなことを学びました。大切な人を支えるために必要なこと、全部。それをまずはPさんに見せたかったんです」
P「ゆかり・・・」
8:名無しNIPPER
2016/06/07(火) 00:28:14.56 ID:Q5rr1ad/0
まゆ「出来ました!まゆの特製ハンバーグと」
紗枝「うちの水菜のサラダ〜」
「いただきます!!」
P「うん、おいしいな。それにバランスもいい」
芳乃「・・・」
9:名無しNIPPER
2016/06/07(火) 00:29:17.13 ID:Q5rr1ad/0
紗枝「Pはん、おっかないからなあ」
ゆかり「幸いここの事務所は勉強ができる大人の方が多いですからね。躓いたときは川島さんに聞いてます」
紗枝「それはこれをこうすればいいのよ。わかるかしら?」
「「「「「「わかるわ」」」」」」
10:名無しNIPPER
2016/06/07(火) 00:30:30.43 ID:Q5rr1ad/0
P「3時間も食べっぱなしだった。ごちそうさま。すごい美味しかったよ」
紗枝「おおきに。うちもPはんにお料理を振るまう思うといつもよりきばってしもうて・・・」
P「紗枝も野菜料理が得意だなんて知らなかったよ。また作ってほしいな」
紗枝「はい、次はもっと上手くなりますえ♪」
P「じゃあおやつも食べたし、次は何しよっか」
11:名無しNIPPER
2016/06/07(火) 00:31:47.66 ID:Q5rr1ad/0
(ホラー映画鑑賞中)
P(わ、和製ホラーはじわじわと侵食してくるな・・・)
紗枝「きゃー、こわいどすえー」ダキッ
P「うおっ!急にどうした紗枝?」
紗枝「小梅はんのじぇいほらー、おっかないわー」
12:名無しNIPPER
2016/06/07(火) 00:32:33.44 ID:Q5rr1ad/0
P「・・・ちひろさんに何か言われたのか?」
紗枝「ちひろはんはなーんも関係あらへん。うちらはただ貴方に休んで欲しいだけどす。ねぇ・・・」
P「おい、ちょっと近__」
13:名無しNIPPER[sage]
2016/06/07(火) 00:33:22.83 ID:Jcqj6jrDO
改行を一段おきに入れてくれ
せっかくのSSが読みづらい
14:名無しNIPPER
2016/06/07(火) 00:34:14.98 ID:Q5rr1ad/0
ゆかり(紗枝さん!)
小梅(作戦開始・・・だね)
ゆかり「もしちひろさんに何か言われてたとしても・・・」ズイッ
P「ゆ、ゆかり・・・」
ゆかり「貴方にしっかりと休息を取って欲しいのは紛うことのない私たちの本心ですよ?ねぇ・・・」
15:名無しNIPPER
2016/06/07(火) 00:35:52.07 ID:Q5rr1ad/0
小梅「うん、私たちのために頑張ってるPさんだからこそ今日は何もかも忘れて休んで欲しいんだ」
P「こ、小梅・・・」
小梅「ふふっ、必死に意識を保とうとしているPさん、可愛い・・・。大好き・・・」
16:名無しNIPPER
2016/06/07(火) 00:37:54.38 ID:Q5rr1ad/0
›>13 指摘感謝です。
17:名無しNIPPER
2016/06/07(火) 00:39:52.61 ID:Q5rr1ad/0
芳乃「・・・」
P「よ、芳乃まで・・・」
18:名無しNIPPER
2016/06/07(火) 00:42:10.38 ID:Q5rr1ad/0
まゆ「___んっ・・・Pさんの匂いに包まれて・・・もう少しこのままで・・・ってもう夕方6時!?Pさぁん、今起きますぅ!!!」バン!!
まゆ「・・・机にはホラー映画のパッケージ。寝ているPさんの両肩に寄りかかって寝ているゆかりちゃんと紗枝ちゃん。紗枝ちゃんの肩で寝ている小梅ちゃん。お茶を飲んでいる芳乃ちゃん」
まゆ「何が起こっていたんでしょうねえ・・・」
19:名無しNIPPER
2016/06/07(火) 00:43:59.34 ID:Q5rr1ad/0
月曜日
P「おはようございまーす。ちひろさんっ!!」
ちひろ「おはようございます。・・・って、おかしいな、今日もやる気に満ち溢れていますね」
20:名無しNIPPER
2016/06/07(火) 00:45:04.54 ID:Q5rr1ad/0
ゆかり「おはようございます。ちひろさん」
ちひろ「お、おはようございます、ゆかりちゃん・・・」
ゆかり「少しお時間よろしいでしょうか。大切なお話があります」
21:名無しNIPPER
2016/06/07(火) 00:47:23.46 ID:Q5rr1ad/0
ちひろ「Pさんと貴女たちとの時間を増やしてほしい・・・ですか。それは少し難しいですね。Pさんがいないとうちの会社は回りませんから」
紗枝「ここに勤怠表があるやろ?」
ちひろ「紗枝ちゃん!なぜそれを!?誰も知らないところにしまってたのに!!」
34Res/16.80 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。