過去ログ - やはり俺の共産革命はまちがっている。
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1:大阪でも池
2016/06/07(火) 14:53:22.28 ID:7/M21GGf0
※ss初投稿で、しかも即興のネタで書いたので続くかも分かりません。
※本当に思いつきなので面白いかも保証しません。
※続かなかった場合、かなり短いです。

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2:名無しNIPPER[sage]
2016/06/07(火) 14:54:12.88 ID:7/M21GGf0
『高校生活を振り返って』
2年F組 ウラジーミル・イリイチ・ウリヤノフ(レーニン)

青春とは嘘で在り、悪で在る。
青春なる名目に於いて労働からの逃亡を謳歌せし有閑者達は常に自己と周囲を欺く。何ぞ反動的冒険を行えど、其れすら青春の証と決定し、粉飾に塗れた生涯の一頁に刻むのだ。
以下略



3:名無しNIPPER[sage]
2016/06/07(火) 14:55:05.36 ID:7/M21GGf0
平塚「ボツ。」

レーニン「………は?」

平塚「「は?」じゃないだろう。ウリヤノフ、私が出した課題は『高校生活を振り返って』という作文のはずだが、こいつはただの共産主義讃美だ」
以下略



4:名無しNIPPER[sage]
2016/06/07(火) 14:55:43.46 ID:7/M21GGf0
レーニン「そうやってすぐに体罰に走るのは暴力革命の素質があるんである。同志は最早立派な革命戦士である」

平塚「…あ?」ギロ

レーニン「うーむ、同志はどうも眼光が足りないんである。これでは革命は成し遂げられないんであるぞ」
以下略



5:名無しNIPPER[sage]
2016/06/07(火) 14:56:36.70 ID:7/M21GGf0
平塚「…友達とかはいるか?」

レーニン「今の所我輩に見合った革命に燃える若人は見つけられていないんである。同志はまだマシな部類である。あ、同志は若くなかったんである」

平塚「あ?」ギロ
以下略



6:名無しNIPPER[sage]
2016/06/07(火) 14:57:16.01 ID:7/M21GGf0
レーニン「我輩の髪型はファッションである。別にハゲている訳ではないんである。全く失礼である」

平塚「わかったわかった、そんな君には私の部活に入ってもらう。ついてきたまえ」

レーニン「は?部活はしないと言ったはずである。同志の頭はハッピーセットであるか?さては西側の搾取企業マク○ナ○ドの手先であったか…。これは失策である」


7:名無しNIPPER[sage]
2016/06/07(火) 14:59:13.15 ID:7/M21GGf0
奉仕部

平塚「よし、入るぞ」ガラッ

雪乃「…入る時はノックをお願いしていたはすですが」
以下略



8:名無しNIPPER[sage]
2016/06/07(火) 15:00:46.75 ID:7/M21GGf0
平塚「…コホン 紹介しよう、入部希望者の2年F組 ウラジーミル・イリイチ・ウリヤノフだ。彼はレーニンと呼んで欲しいみたいだがね。こいつの矯正を頼みたい」

レーニン「宜しく頼むんであるぞ同志(仮)。…って誰が入部を希望しているであるか。我輩は革命運動に忙しいから部活はやらないと言ったはずである」

雪乃「はぁ…今の所部員は私だけで足りているのですが」
以下略



9:名無しNIPPER[sage]
2016/06/07(火) 15:03:36.01 ID:7/M21GGf0
雪乃「…」ジロッ

雪乃「別に一人でもその方が気楽でいいのですが…」

平塚「だが部員が複数いたら新たな発見があるかもしれんだろう?」
以下略



10:名無しNIPPER[sage]
2016/06/07(火) 15:04:26.06 ID:7/M21GGf0
平塚「そうか、それはよかった!じゃあ後は頼んだ!」スタスタ

レーニン「あ、ちょっと待つんである!」

雪乃「無駄よ、もう見えないわ」
以下略



11:名無しNIPPER[sage]
2016/06/07(火) 15:06:52.81 ID:7/M21GGf0
雪乃「何を言っているのかしら…。取り敢えず自己紹介するわ。私は2年J組の雪ノ下雪乃よ、まあ宜しく」

レーニン「不本意ながら相手に名乗られたら返さざるを得ないんである。我輩は先程同志平塚が言っていたようにレーニンと言うんである。夢は赤色革命を成し遂げ、共産主義国家を建設する事である。」

雪乃「革命だの共産主義だの、このご時世にあなたは一体何を言っているのかしら…。ところでレーニン君、一つゲームをしましょう。ここは何部だと思う?」
以下略



12:名無しNIPPER[sage]
2016/06/07(火) 15:07:52.94 ID:7/M21GGf0
レーニン「精神病院」

雪乃「なっ…、あなた頭は大丈夫かしら?私はここが何部か聞いたのよ?そこで何で精神病院などと言う訳のわからない答えが出てくるのかしら?しかも即答で」

レーニン「ふふん、全く簡単なロジックである。同志(仮)は話さずとも分かるがとても気難しい人間である。当然親しく付き合う友達もいないんであろう。それでいて、今の様にすぐ動転するから精神もあまり強くはなさそうである。その行く末は精神に異常を来たす事しかないんである。そしてこの様な狭い隅部屋にいるという事は、これはもう同志平塚が適当に部活と名目立てて隔離しているとしか思えないんである。よってここが形の上で何部であろうとも、実態は精神病院、それも隔離病棟なのであるんである」


13:名無しNIPPER[sage]
2016/06/07(火) 15:08:40.11 ID:7/M21GGf0
雪乃「…どこから突っ込んでいいのかわからないんだけれど…それは本気で言っているのかしら?モーソーニン君?」

レーニン「モーソーニンとは我輩の事であるか?全く人の名前もろくに覚えられないとはやはり同志(仮)はおかしいんである」

雪乃「あら、そう。残念だけど、私は一定の常識がない人とは話したくないの。ごめんなさい」ビキビキ


14:名無しNIPPER[sage]
2016/06/07(火) 15:09:18.30 ID:7/M21GGf0
レーニン「同志(仮)は静かに怒るんであるな。それは暴力革命には向いてないんである。これは我輩が再教育する必要があるんである。ところでここは奉仕部であったんな」

雪乃「…え?あなた今何て言ったの?それとさらっと怖い事を言わないでくれるかしら」

レーニン「同志(仮)は暴力革命に向いていないから我輩が再教育すると…」
以下略



15:名無しNIPPER[sage]
2016/06/07(火) 15:10:48.97 ID:7/M21GGf0
レーニン「あ、奉仕部の方である?それは知っていて当然である。同志(仮)が奉仕部の部長をしている事くらい承知しているんである。在籍している高校の生徒すら知らずに誰が革命を起こせるんである」

雪乃「…あなた何者なの、寒気がするわ。奉仕部の存在は大して知られてないのだけれど」

レーニン「革命家は情報に聡いんである、深くは聞かない方がいいんである」
以下略



16:名無しNIPPER[sage]
2016/06/07(火) 15:12:25.77 ID:7/M21GGf0
レーニン「ところで我輩は何をすればいいんである」

雪乃「そ、そうね、基本は依頼が来るまでは暇だから読書でもしたらどうかしら(本来の意味で身の危険を感じるわ…)」

レーニン「わかったんである。本を読むのも立派な革命闘争である。これなら部活に出ても案外時間を無駄にしないかもしれんであるな」パラ
以下略



17:名無しNIPPER[sage]
2016/06/07(火) 15:13:28.40 ID:7/M21GGf0
雪乃「(こんな常識外れの人は何を読むのかしらね)」

「共産主義宣言」

雪乃「アッハイ」
以下略



18:名無しNIPPER[sage]
2016/06/07(火) 15:15:13.23 ID:7/M21GGf0
取り敢えずこれで即興ネタは終わりです
多分続かないと思います


19:名無しNIPPER[sage]
2016/06/07(火) 15:29:56.97 ID:JqSCw+9Xo
乙です


20:名無しNIPPER[sage]
2016/06/07(火) 15:39:17.19 ID:4jDrRGnH0

同志>>1に共産主義の勝利を


21:名無しNIPPER[sage]
2016/06/07(火) 15:58:16.34 ID:pBaxHPXZO

未だかつてこれほどまでに斬新なスレがあっただろうか


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