過去ログ - もしライブ! 〜もしもμ'sのみんながUTX学院生だったら〜 後編
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134: ◆Qe7X7xrNvI[saga]
2016/06/08(水) 23:33:25.03 ID:RPa3KIXbo
翌日 火曜日

UTX学院 多目的ホール




ザー… ザー…


にこ「…っくちんっ!!ずずっ…」

凛「にこセンパイ、風邪?うつさないでよー?」

にこ「かもしれないわね…。っくちんっ!!」

にこ「でも、まだ大丈夫だから…、行けるわ」

凛「そう?ま、せいぜい頑張りなよー。んじゃねー」

にこ「うん、バイバイ。…と、じゃあ私もそろそろ…ん?」


真姫「…」


にこ「…あんた」

真姫「へっ…?あ、にこ…ちゃん」

にこ「帰らないの?もう規定時間は過ぎたんだし…」

真姫「い、いいの…。今日は…居残って練習を見ていくわ」

真姫「雨だって、降ってるし」

にこ「…あっそう。好きにすればいいんじゃない」

にこ「じゃあね。…真姫」



真姫「…」




今日は…帰りたく、なかった。


絵里の家に泊めて、ってお願いしたけど、両親も妹も居るからお泊りはダメ、だって…。


休日の夜に、食事に来るくらいなら、いつでもいいわ、って言ってくれたけど…。


私は今日、帰りたくないの。


また、希先輩の顔を、見てしまうかも知れないから。


だから、特に見たくもない練習を見てから…、


外が、真っ暗の真っ暗になってから…、帰る。


今日はあいにくの雨だし、…いえ、絶好の雨日和だし。


夜遅くまで、寒い中雨に打たれるなんて…まずありえない。


そう、確信していた。


でも…、どうしてだろうか。


胸の奥、トゲじゃない、何かが。


高まっている感覚が、あるのは…。


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