過去ログ - もしライブ! 〜もしもμ'sのみんながUTX学院生だったら〜 後編
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154: ◆Qe7X7xrNvI[saga]
2016/06/08(水) 23:47:12.80 ID:RPa3KIXbo
希「…そうやって、数々の人の心を騙してきたんやね、えりちは」

絵里「騙してなんかいないわ。本心よ」

絵里「少なくとも、あなたと友達になりたいのは…ね」

希「じゃあ他は嘘、ってことやね…!」

絵里「…ふんっ。可愛げがないのね、希」

希「結構や!」

希「…うちにだけでも教えてもらおうか。西木野さんをアイドル専攻に誘った理由を」

絵里「まだ言ってるの?あなただけが知ったところで無駄でしょうに…」

希「それでもや!えりちの…どす黒い本性を…、表に出しておきたいんよ」

希「もう誰も、騙されたりしないように…!」

絵里「ひどい言われようね。言うに事欠いて、どす黒いだなんて」

絵里「私が真姫を誘った理由?あの子に才能があったからに決まってるじゃない」

希「…あぁ、そうやろうね」

絵里「あら、意外とすんなり納得するのね」

希「でも、それだけなはずがない」

絵里「…」

希「えりちは才能を…才能が枯渇し、燃え尽きる様を見させて、他の才能を育てようとしている」

希「にこっちの時やって、そうやったやん!!」

絵里「…そんなつもりじゃなかったんだけど」

希「…自分が、昔そう言ったんやないか」

希「忘れたとは、言わさんよ」

絵里「…」

絵里「…はぁ。いいわよ。仮に、仮ににこのそれが私のやり方の一環だったとして」

絵里「真姫は指導役なのよ?特に厳しい練習なんてしていない。誰かに追いつかないと、なんて焦りもない」

絵里「どうしてそれで才能が枯れる、って言うのよ」

希「…焦りがない?それは、違う」

絵里「えっ…」

希「えりちが卒業した後…西木野さんはえりちの後を継ぐことになる」

希「そこで、えりちと同じ働きを、期待されることになる」

希「えりちに追いつかなければ、っていう焦りは、絶対的に持つことになるっ…!!」

希「今えりちが言った、焦りを持つこと…!それが、才能の枯渇に繋がると認めるのならばっ…!」

希「やはり西木野さんは、えりちの…非道な教育の…、教材として取り入れられたんと、違うんかっ!!」

絵里「…っ、のぞ、み…」

絵里「…ふ」

絵里「ふふふふふっ…あはははははっ…」

絵里「アハハハハハハハハ!!」

希「なっ…、何がおかしいんよ!」

絵里「…ふふ、希…」

絵里「あなたも…わかってきたじゃない」

希「ッ!なら、やっぱりっ…」

絵里「…そう。真姫は…更なる才能を伸ばすための、起爆剤に過ぎないわ」

絵里「そうね…爆薬に例えるならば…さしずめ時限爆弾といったところかしらね」

希「時限、爆弾…?」


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