過去ログ - もしライブ! 〜もしもμ'sのみんながUTX学院生だったら〜 後編
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200: ◆Qe7X7xrNvI[saga]
2016/06/10(金) 23:33:18.67 ID:3RgryhaRo
花陽「あ、もしもし…私…」


真姫☆「…花陽」

真姫☆(本当なら私も、キノの意見には反対するつもりだった)

真姫☆(負ければ後のない状況で、新しい曲は無謀すぎる、って)

真姫☆(…でも、そうよね)

真姫☆(花陽の言うとおり。やりたいと思ったことを、やる)

真姫☆(今までもずっとそうやってきたじゃない)

真姫☆(無茶だろうとなんだろうと、突っ走ってきた。道を逸れそうな時は仲間が支えてくれた)

真姫☆(だからこれからも、それでいいのよ…ね)

真姫☆(私の世界の穂乃果から教わった、頂点へ導く方法)

真姫☆(まさか私より先に、花陽に言われちゃう、なんて…)

真姫☆「…ふふっ」



海未「協力していただける人員の確保は花陽に任せるとして…キノ。どういう曲を作る気、なのですか?」

真姫「作る気…っていうか、実はもう…作ってあるのよ」

ことり「え…本当?」

真姫「えぇ…『私』に作曲の方法を習いながら、家で一人でね」

希「そうなんや…。で、どういう曲にしたの?」

真姫「どういう…と言われると難しいんだけど…」

真姫「…そうね。その時の気持ちを素直に曲にした…かしら」

真姫☆「その時の、気持ち…?」

真姫「こんな私を、C☆cuteに誘ってくれたあなたたちへの感謝…」

真姫「そして、嫌いだった学校を、大好きにしてくれた喜びを、そのまま詰め込んだ」

真姫「だから…うん、言うなれば…『学校に来たくなる』曲ね」

ことり「あははは、それいいね。サボり学生には最高だ!」

海未「しかしなにげに、その命題は今のこの状況にピッタリ、当てはまっているかもしれませんね」

希「アイドル専攻のせいで学校に…UTX学院に行きたくない、って子は、今でもたくさん生まれてるからね」

希「その曲を聞いてUTXが好きになってくれるなら…それはまさに夢のような曲やよ。うちにとって」

真姫「そ、そう…?そんなに言われると照れちゃうわね…」

真姫「自分ではいいものができた、って思ってるけど…拙かったらごめんなさい」スッ

真姫☆「そしたら私がちょこっと直してあげるわよ。もちろん、直さないでいい出来を期待しているけどね」

海未「ではまずはじめに…ここは希さんが行くべきでしょうね」

希「あ、うち?」

ことり「キノちゃんがそういう気持ちになれたのは希ちゃんのおかげが大半だもん!一番最初に聞くべきだよ!」

真姫「うん…私もそうしてほしい。お願いします、希先輩」

希「わかった…。よいしょ」スポッ

希「…」〜♪

真姫「…」ドキドキ

希「…ふふっ」

真姫「っ…!その笑みはどっちの…!?」

ことり「ぷふっ…!キノちゃんの顔、おもしろーい」

真姫☆「凝視しすぎよ…ふふ」


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