過去ログ - もしライブ! 〜もしもμ'sのみんながUTX学院生だったら〜 後編
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◆Qe7X7xrNvI
[saga]
2016/06/10(金) 23:47:35.94 ID:3RgryhaRo
真姫☆(そんなこんなでやっぱり最終的に新聞部を信じることとなったC☆cuteは、そのまま取材を受けた)
真姫☆(対決の内容やら、C☆cuteの成り立ちやら。時にはこちらからの質問も交えつつ)
カキカキカキ…
新聞部部長「…ではその時の決意…気持ちをお聞かせ願いますか?」
希「うん、そのときは…」
カキカキカキ… カキカキカキ… カキカキカキ…
希「…えー、あの、さっきから気になってたんやけど…たった5人への取材でどうしてそんなにずらりとメモ取る人が必要なん?」
新聞部部長「あ、気になります?」
真姫「そりゃあね…なんだか落ち着かないわよ」
新聞部部長「これもボクたち独自の方法でして…、活字は感情を持ちませんから」
新聞部部長「なるべく取材対象の話すとき、聞くときの一挙手一投足を事細かに書き記して、あたかも生きているかのように文章を書き上げる技法…です」
海未「そんなことやってる新聞部、他の学校にはいないでしょうに…」
新聞部部長「あははは…、そうでしょうね。私も入部時はバカバカしいと思っていましたが…今は面白い方法だと思っています」
新聞部部長「確かに労力は必要ですが、UTXで最もイベントに富んだアイドル専攻には一切の取材が禁じられていますし…」
新聞部部長「この学校には文化祭もありませんからね。たまのイベントにたっぷりと労力が掛けられます」
新聞部部長「おかげで観察力と速筆は身に付きますが…将来的に役に立つかは怪しいところですね」
希「そんなことはないと思うけどねー…。相変わらずUTX学院の生徒は専門性の高い子ばっかりやね…」
新聞部部長「みんなそうですね。だからこそ、このUTXは面白い。全く違う分野のプロフェッショナルが入り組んだ学校。芸能科もボクたちにとっては別次元の話、みたいなものですよ」
花陽「UTXは、異世界…」
新聞部部長「けれどそんな別次元の話からも、とても魅力的な情報が飛び出してくることがある。それらを取り込んで成長できる…。素晴らしいところだと思います。UTXは」
花陽「っ…!わ、私もそう思いますっ!」ガタンッ
真姫「ち、ちょっと花陽…身体のり出しすぎ…」
新聞部部長「あはは…えっと、では先ほどの…あっ…、ふむ、そろそろ休み時間も終わりですね」
新聞部部長「ではこれまで取材させていただいた話を基に、C☆cuteのこととクリスマスライブに向けた特集記事を組みたいと思います」
ことり「あ、よろしくお願いしますっ!どうか…盛り上げてくださいね!」
新聞部部長「はい。あなた方も負けないよう頑張ってください。応援しています」
希「…あ、最後にうちからも質問、いいかな?」
新聞部部長「はい…?」
希「理事長室の会話を事細かに聞き取れるくらいや。取材が禁じられてるって言っても知ってるんでしょ?アイドル専攻の実情」
希「絢瀬絵里が、生徒たちにどんなことをしているのかってこと。それを糾弾したり…って考えたりしないん?」
希「いくら誰かが悲しい気持ちになる記事はダメだって言っても、多くの証拠を以てえりちを追い詰めればこれ以上心が壊される子だって…!」
真姫「希…先輩…」
新聞部部長「…その気持ちはわかりますが、ボクの一存で記事が決定するわけではないので。新聞部の伝統ある掟も感情で破るわけにはいきませんし」
新聞部部長「それに…情報を集めていると、知りすぎてしまうことも多々あります。ですから…」
新聞部部長「…いえ、何でもありません。では、本当にこれで…」
ことり「あ!最後の最後に私からも!!」
海未「な、なんですかことりまで…」
ことり「部長さんはA-RISEか私たち、どっち派ですか?」
新聞部部長「えっ!え、えーっと…そうですね…その…、応援してますと言っておいてなんですが、A-RISE…ですね。正直に言えば」
花陽「そ、そうですか…」
新聞部部長「…ふふ、まぁでも…『今は』、ですけどね」
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