過去ログ - もしライブ! 〜もしもμ'sのみんながUTX学院生だったら〜 後編
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◆Qe7X7xrNvI
[saga]
2016/06/11(土) 23:14:59.75 ID:xIzYOGvMo
凛「何を根拠にそんなこと…」
花陽「私がそうだったから」
花陽「…私が、アイドルを本気で目指す原動力になったのが、たった一人の拍手、だったから」
凛「…」
花陽「凛ちゃんも知ってるでしょ…?小学校の頃の私」
花陽「運動も満足に出来なくて、みんなからおいてけぼりのどんくさい子だった私…」
花陽「そんな私でも、こうして…凛ちゃんに追いつけるほどのアイドルになれたんだよっ!」
花陽「凛ちゃんなら、ちょっとくらい動けなくたって…すぐにみんなを追い抜けるほどのすごいアイドルになれるよ!」
花陽「凛ちゃん、私よりずっとずっと頑張ってたじゃない!」
花陽「だからっ…こんなところで諦めちゃ、ダメだよっ…!!」
凛「…」
花陽「凛ちゃん…」
花陽(必死に説得をしてみても、凛ちゃんの沈んだ顔が明るくなることはありません…)
花陽(でも、お願い…気づいて凛ちゃん)
花陽(何度挫折したって、いくらだってやり直せるんだってこと…!)
花陽「ほ、ほら…リハビリが完了して、動けるようになるのは来年の9月くらいでしょ?」
花陽「それなら今年の私たちと状況は同じだよ!十分スクールアイドルの頂点は目指せるんだよ!」
花陽「そのために…少しでも早く動ける身体を作らないと!」
凛「…動ける、身体…」
花陽「そう!一歩前に踏み出せる身体…!今は辛いかもしれないけど、でも諦めるなんて勿体ないから…!」
花陽「だからたくさん栄養のあるもの食べて、早く骨がくっつくように努力して…それから、未来の夢をイメージするの!」
花陽「私にはわかるよっ…!来年の今頃、凛ちゃんは…私たちと同じステージで、一緒に踊ってるって!」
凛「一緒に…踊る…」
花陽「ねぇ…、やり直そう!一からのスタートだって、凛ちゃんなら…絶対にできるはずだよっ!とってもすごいアイドル!」
花陽「一人の拍手が、大勢の拍手に変わるまで…私も凛ちゃんに付き添うから…だから…、ねぇ…」
凛「…」
花陽「凛ちゃんっ…!!」
凛「…」
花陽(やっぱり、私の説得じゃ、ダメだったのかなぁ…?)
花陽(私の想いは、凛ちゃんには届かなかったのかな…)
花陽(…うぅんっ…!私も、諦めちゃダメなんだ…!)
花陽(届いてっ…!届けっ!私の…心っ…!!)
凛「…ふ」
花陽「え…?」
花陽(凛ちゃんの口元が、微かに動いたような…)
花陽(もしかして…笑った…?)
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