過去ログ - もしライブ! 〜もしもμ'sのみんながUTX学院生だったら〜 後編
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296: ◆Qe7X7xrNvI[saga]
2016/06/11(土) 23:37:18.73 ID:xIzYOGvMo
「わあぁぁぁぁぁぁぁぁ…!!」


ぱちぱちぱちぱちぱちぱち!!


隣の少女が大きく拍手をする。


目を輝かせて、満面の笑みで。


その少女は、凛だった。


そうだ。凛が、かよちんに向かって、大きく拍手をしたんだった。


そう、それで…。



「かっわいいっ!かよちん!可愛いよ!!」


「あ、ありがとう…」


「えへへ、でも最後にごめんね、っていうのはかよちんっぽいね」


「あ、あうぅ…あ、ありがとう…」


「そこはごめんねでいいんだよー!あはははは!」


「う、ごめん…ぷっ、あはははは…あはははははっ!」


「あははは…かわいったよ、かよちん…!いいなぁ…」



「凛も、あんなふうに歌えたら、いいのになぁ…」



「え?凛ちゃんだって歌えるよー!」


「ダメダメ!凛は歌、下手っぴだし、アイドルはかわいいかっこして歌うんだよね?」

「そんなのできないにゃー!凛がもーっとかよちんみたいにかわいかったらいいのに!って思ったの!」


「えー!?凛ちゃん、かわいいよ!凛ちゃんならできるよ!」


「無理無理!ぜったいに、ムリー!」タタタタッ…


「あー!凛ちゃんっ!待ってー!」タタタタッ…



凛「…」



ここだ。


凛は、ここで…「歌いたい」って、思ったんだ。


かよちんが、たったひとりの拍手で、アイドルをやりたいと強く思ったように。


私は…凛はっ…たったひとりのために向けた歌を聞いて、歌いたいって思ったんだっ…!


凛も、こんなふうに歌いたいって思ったんだ!!


たったひとりのための歌をっ…歌いたかったんだっ!!!


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