過去ログ - もしライブ! 〜もしもμ'sのみんながUTX学院生だったら〜 後編
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299: ◆Qe7X7xrNvI[saga]
2016/06/11(土) 23:39:16.92 ID:xIzYOGvMo
凛「はぁっ…!!はぁっ…!!」


花陽「はぁっ…、ま、間に合った…」

真姫☆「花陽…どうして、ここが…」

花陽「…真姫ちゃんが電話をくれた、とき…」

花陽「真姫ちゃんの声が、して…屋上から、飛び降りる、って…」

花陽「そこから私、神田明神から走って…」

真姫☆「でも、そんな時間…」

花陽「わからない…夢中でかけてたから…どうして間に合ったのか…」

花陽「…私が屋上についたのも、凛ちゃんが落ちそうな寸前、で…」

花陽「私が屋上の端から端まで…あんな一瞬で駆け抜けたの…?」

真姫☆「…どうやら、事実だけを見ればそう、みたいね…」

真姫☆「凛のことを予感して…火事場の馬鹿力が働いたのかしら。…凛が疲れを忘れたように、花陽は限界を一時的に忘れたのね」

真姫☆「片腕だけで、一瞬でも凛を支えられたのも多分…そのおかげだと思う」

花陽「なんだかわからないけど、よかっ…痛っ…!」

真姫☆「っ…花陽、肩を…!」

花陽「うん、さっきの凛ちゃんを支えた時に…」

真姫☆「そんなっ…!あなたまで怪我を…!?」

花陽「…平気。そんな激しい痛みじゃないから…後で病院には、行くけど」

花陽「でも、その前に…」

真姫☆「…」


凛「…かよ、ちん…」

花陽「…」

凛「あの、ね…凛…凛…」


パシィンンッ!!


凛「っ…」


真姫☆「は、花陽っ…」


花陽「…」

凛「かよちん…?」

花陽「うっ…うぅっ…!!うぅぅぅっ…!!」

花陽「なんで、あんなバカなことっ…!バカッ…!!バカだよ凛ちゃんはっ!!」

花陽「自分が何をしたか、わかってるのっ!!?」

凛「…ぅ。っ…!!」

凛「よ、余計なことだよっ!!あのまま落ちたら…明日、幽霊になってかよちんと…」

花陽「ばかぁぁぁっ!!」

凛「っ…!」

花陽「たすけてって…言ってたよ…。凛ちゃん…!」

凛「えっ…?」

花陽「こっちを見て、たすけてって言ったんだよ…!」

花陽「本当は…死にたく、ないんでしょ…?」

凛「…」


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