過去ログ - もしライブ! 〜もしもμ'sのみんながUTX学院生だったら〜 後編
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301: ◆Qe7X7xrNvI[saga]
2016/06/11(土) 23:40:43.67 ID:xIzYOGvMo
12月24日 水曜日

終業式

UTX学院 講堂



理事長「…そして、残された時間を自分のために有意義に使っていってください」

理事長「では、次に会うのは年明け…、ちょっと成長したあなたたちを、見れることを期待していましゅ…いますっ」


『え、えー…理事長からのお言葉でした』



ことり「…今、噛んだよね」

海未「しっかりしているようで…あの理事長ですね、やはり」



『では次に、生徒会長から生徒へ向けての挨拶を』



穂乃果「…はい」

穂乃果「UTX学院生徒会長、高坂穂乃果です。本日は室内ながらも晴天に恵まれ、春の陽気を感じさせる…」


穂乃果(…)

穂乃果(口では今朝覚え込んだ文章を語らいながら、思考は全く別のことを)

穂乃果(三年生の席あたり…、一人一人を、目で確認する)

穂乃果(…意識の分散、か…)



穂乃果「意識の分散…ですか?」

絵里「えぇ、アイドルにとって、なくてはならないもの」

絵里「歌とダンスを同時に完璧にこなすには、どちらか片方をほぼ無意識状態でこなすくらいでなければいけない」

絵里「それに加え、その場に沿った表情でのパフォーマンス、ステージ上を確認し即座に状況に対応する判断…」

絵里「何より、観客を見据えること。全てを同時にこなしてこそ、真のアイドルとなれる」

にこ「…そんなのできる気がしないんですが」

凛「せ、先輩はできるんですかー!?」

絵里「えぇ、もちろん。片手でけん玉しながらもう片手で皿回し、それをホッピングで玉乗りして早口言葉を言いつつ天体観測ができるくらい」

にこ「それもう大道芸人じゃない!?」

絵里「ふふ…まぁ、これはさすがに言い過ぎたけど。でも、それを目標くらいには頑張ってもらうわよ?」

絵里「あなたたちはこれから、A-RISEのバックダンサーとしての道を歩むことになるんだから」

穂乃果「…はい」



穂乃果(…いない)

穂乃果(やはり…彼女は、もう…)


穂乃果「…以上、私からの言葉として締めさせて頂きます」


『はい、ありがとうございました!では次に…』



穂乃果(…そういえば、この意識の分散、って…)

穂乃果(海未ちゃん、得意だったな)


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