過去ログ - もしライブ! 〜もしもμ'sのみんながUTX学院生だったら〜 後編
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344: ◆Qe7X7xrNvI[saga]
2016/06/13(月) 23:17:47.76 ID:Sb72Tf+Ao
スタスタ…

花陽「こうして二人だけで帰るの、なんか新鮮だね」

真姫「そ、そうね…」

花陽「ねぇ、キノちゃんは…」

真姫「…二人きりの時くらい、それ、やめてよ」

花陽「え?」

真姫「『キノ』ってあだ名!なんだか…あっちの私に真姫って名前を取られてる感じで…」

真姫「区別をつけるためのあだ名なんでしょう?二人きりなら…真姫でいいじゃない」

花陽「そ、そう?私はキノちゃんってあだ名気に入ってるんだけどなぁ…」

花陽「でも、…真姫ちゃんがそっちのほうがいい、っていうならそうする。真姫ちゃん」

真姫「っ…///」

花陽「え、どうしたの…?」

真姫「あ、改めて名前で呼ばれるのも恥ずかしいな、って…別にいいんだけどね!」

花陽「ふふふ、照れてるんだ。可愛いね、真姫ちゃん」

真姫「も、もぅ…。…」

真姫「…でも、い、いつまで経っても人見知りが治せないのって、どうなのかしらね…」

花陽「え、いきなり何…?」

真姫「む、昔はこうじゃなかったのよ!こんな、人に名前呼ばれて照れるような私じゃなかったのに…」

真姫「半年間の引きこもりで、すっかり人に対する恐怖心が強まっちゃって…」

真姫「今でも、あなたたち以外の子と話すのは…少し疲れるわ」

花陽「真姫ちゃん…でも、アイドルはきちんとこなせてるし…」

真姫「アイドルのそれとは別。頭のスイッチの入り方が違うのよ…」

真姫「いつまでもこんなじゃ、…希先輩に申し訳が立たないわ」

真姫「あの人は私に救いの手を差し伸べてくれたのに、まだ私は抜けきっていないんだもの」

真姫「…人と接することの恐怖から」

花陽「…」

真姫「花陽!友人と見込んであなたに頼みがあるのっ…!」

花陽「ふぇっ!?」

真姫「ひ、人見知りを治すやり方…一緒に考えてくれない!?みんなには内緒で…」

花陽「え、い、いいけど…どうしてみんなに内緒なの?みんなで話せば…」

真姫「大勢で私のこと構われるのが…なんだか気恥ずかしいの!友達である花陽だけなら、大丈夫だし…」

花陽「そ、そういうところをなんとか治していけばいいんじゃ…」

真姫「人見知りは私のウィークポイントなのよっ!そんなところをみんなに曝け出して治療法を探してもらうのは…ちょっとランクが高いわ!」

真姫「もっと低ランクなところから徐々に治していきたいから…ダメかしら…」

花陽「わ、わかるはわかるよ…。真姫ちゃんがそういう気持ちなら私も協力したいと思うけど…」

花陽「…人見知りの治し方…。うぅん…、具体的な方法は思いつかないかも…」

真姫「うぇ…」

花陽「そういえば…人に接することに恐怖している、といえば…海未さんもだよね」

花陽「海未さんとことりちゃん…穂乃果さんと合流できたのかな…?」


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