過去ログ - もしライブ! 〜もしもμ'sのみんながUTX学院生だったら〜 後編
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347: ◆Qe7X7xrNvI[saga]
2016/06/13(月) 23:19:29.59 ID:Sb72Tf+Ao
穂むら


ことり「なんだか変な空気のままお邪魔することになっちゃったね…」

海未「こ、ことりのせいですよ…!私は今の穂乃果とまた関係を築く選択をしようとしたのに…」

ことり「…ご、ごめんね。でも嫌だったから…あの時を引きずるのは…」

海未「…う。そう、ですよね…。きっとあの時、一番嫌な思いをしたのは…ことりですものね…」

海未「私と穂乃果に挟まれて、気の休まる時間が微塵もなかったことでしょうし…忘れたいと思うのも自然かもしれません」

ことり「なんだか…わからなくなってきちゃった。どっちが正しい選択なのかな…」

ことり「やり直すのと、やり直さないの…」

海未「…私には、わかりかねます」

ことり「だよ、ね…」




穂乃果「…ねぇ、雪穂」


雪穂「ん、何ー?あ、お客さん用の湯のみは棚の奥だよー」

穂乃果「うん、わかってる。…聞きたいことがあって」

雪穂「聞きたいこと?」

穂乃果「…強さって、なんなのかな」

雪穂「へ?」

穂乃果「ずっと信じてた強さを、…最近、めっきり信用できなくなってきちゃって」

穂乃果「私を支えてきた何かが、ポッカリ抜け落ちちゃってる気がするんだ」

穂乃果「このまま私は…あの二人と仲良くしていいのかな…?」

穂乃果「仲良くしたら…私は弱くなってしまうんじゃないかって、少し怖いよ」

雪穂「お姉、ちゃん…」

穂乃果「今まで強くなるために自分を殺して、悪夢にうなされながらも甘さを捨ててここまできて…」

穂乃果「そこから信じるものを失ってどっちつかずで…どうすればいいのかわからなくなってきてる」

穂乃果「自分だけを信じて突き進めるほど私は…強い人間じゃなかった…!」

穂乃果「ねぇ教えてよ雪穂ぉっ…!私は…」

雪穂「お姉ちゃん!」

穂乃果「っ…な、何…?」

雪穂「そんな暗い話、あとにしてよ!今は二人が来てるんだから、パーっと行こう!」

穂乃果「パーっと…って」

雪穂「というわけでそんなお姉ちゃんに朗報です!じゃじゃん!」

穂乃果「朗報…?」

雪穂「私ね…」


雪穂「…UTX、受験してみることにした」


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