過去ログ - もしライブ! 〜もしもμ'sのみんながUTX学院生だったら〜 後編
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363: ◆Qe7X7xrNvI[saga]
2016/06/13(月) 23:30:20.42 ID:Sb72Tf+Ao
穂むら


にこ「絵里の夢…?」

穂乃果「私はそれが、絵里さんを救う鍵になるんじゃないかと思ってるんだ」

にこ「…確かに、度々口に出してはいたけど、それがなにか具体的には知らないわよね。私たち」

穂乃果「うん。だから」

にこ「って言われても…アイツの考えてることなんて何一つわかんないわよ」

穂乃果「…にこちゃんにもムリ、かな…」

にこ「絵里は所詮、人の痛みがわからない人間なのよ。そんなヤツの夢なんて私たちの考えつかないことに決まってるわ」

にこ「A-RISEを強くして世界征服とか…、A-RISEで東京を火の海に沈めるとか…そんなテロリストまがいのことでも考えてたんじゃない?」

穂乃果「さすがに発想が飛躍しすぎだよ…。絵里さんだってそこまでじゃ…」

穂乃果「…」

にこ「…ん?どうしたの?」

穂乃果「…そこまでじゃない。絵里さんは…」

穂乃果「人の痛みがわからない…?本当にそこまでの…人間なの?」

にこ「は?何言ってるの…」

穂乃果「彼女はアイドル応援部に過去所属し、かつてのA-RISEメンバーに信頼されうるほどの実績を挙げていた」

穂乃果「そんな人が、人の痛みがわからない人?」

にこ「で、でないとあんな指導はしないでしょ!人を使い捨てるような真似…」

穂乃果「…その指導も、全てわかった上でだとしたら」

にこ「わかった上…?」

穂乃果「切り捨てられた彼女たちの痛み、思い…それらが最強のA-RISEを生み出すための致し方ない犠牲」

穂乃果「そうじゃなくて、それも彼女の夢の一部だったとしたら…」

にこ「穂乃果…?」

穂乃果「そもそも、絵里さんを…絵里さんを指導できるようにしたのは誰…?」

穂乃果「誰が絵里さんを指導して、多くのコンクールを受賞できるほどの強さを…」

にこ「おーい、ちょっと…?」

穂乃果「…」

穂乃果「もう少しで、何かが繋がりそう」

穂乃果「なにか、橋渡しをしてくれる何かがあれば…」

にこ「ひ、人の話を聞きなさいよ…」

穂乃果「…」ブツブツ…

にこ「にこを呼んでおいてこの扱い!?いいわよ!だったら一人で喋ってるから!」

にこ「あのね、この間なんと元日によ!?元日にメイドカフェに行ったらねー、そのメイドカフェですごいことがあって…」

穂乃果「…」ブツブツ…


雪穂「あ、お茶煎れたよー…。ってお姉ちゃん?にこさん…?なんか異様な雰囲気…」


にこ「実はそのメイドカフェでメイドがライブをしてたのよ!見るからに中学生っぽい風貌の…」

雪穂「え?」

にこ「え、何?」


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