過去ログ - もしライブ! 〜もしもμ'sのみんながUTX学院生だったら〜 後編
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◆Qe7X7xrNvI
[saga]
2016/06/13(月) 23:43:41.19 ID:Sb72Tf+Ao
花陽「えっ…!?ど、どういうこと!?」
凛「い、意味わかんないよ…。だって絵里先輩はA-RISEを最強のスクールアイドルにしようとしてたんでしょ…?」
凛「現にA-RISEは…強いアイドルになってるよ。そしたら学校に来る人も多くなるんじゃ…」
穂乃果「そうかもしれないね。A-RISEに憧れて入学してくる人は、きっと今年は多くなると思う」
穂乃果「でも、…来年までそうとは限らない」
ことり「それって…」
真姫☆「絵里の計画は、彼女が卒業してからが本番だったのよ」
真姫☆「彼女の計画が思い通りに行った場合の、来年度のUTX学院について考えてみましょう」
真姫☆「凛の足はまだ骨折せず、穂乃果たちのA-RISEは最強に君臨し続けたままとして」
真姫☆「アイドル専攻に多くの新入生が参加するでしょう。けれど、…そうね、キノ。そこではあなたが指導しているのよ」
真姫「え?あ、あぁ…そうなるのね…」
真姫☆「あなたの、指導とも言えないような、ただ心を痛めつけ壊す試練が執り行われている」
真姫☆「この時点で相当数のアイドルを夢見る少女はA-RISEを諦める」
真姫☆「数少ない耐えた生徒も、厳しすぎる指導の末身体を壊し諦めざるを得ない人が多数となるわね」
真姫☆「そんな中、誰かがこの環境を変えようとキノを陥れる。アイドル専攻はかなりの混乱の渦と化す」
真姫☆「新しく作られた環境でも、絵里と変わらないような指導が続いて。その中でほんのひと握り、耐え切った生徒が来年度のA-RISEとなれる」
真姫☆「そんな彼女らがもはや、誰かを笑顔にできると思う?」
希「…もう、絶望的やろうね」
穂乃果「UTX内部は、今以上の混沌となってしまう」
穂乃果「そして、そのうちのいつかに…凛ちゃんの足が耐え切れず負傷する」
海未「…ここで、そうなるのですね」
穂乃果「でも凛ちゃんが負傷した責任と言える人はもう…UTXにはいない。体制は、何も変わらず続けられると思う」
凛「…凛の自己責任、ってことで済まされちゃうのかな…」
真姫☆「もう驚く程の地獄絵図しか浮かんでこない。でも、A-RISEは頂点に君臨し続けるわ」
真姫☆「それほどの苦痛を耐えてきたんだもの。そんじょそこらのスクールアイドルには想像もつかない世界でしょう」
真姫☆「誰かを笑顔にすることができなくても、多くの人に驚きと感嘆を与えるアイドル。…A-RISEはそんな存在となる」
真姫☆「だけどそれはもう…遠すぎる存在なのよ。誰かがなりたいと、憧れることすら無くなる最強」
にこ「そこから先は私でもわかるわ。そこまであからさまにきつい指導が続けばアイドル専攻に近寄る人も少なくなるでしょ」
にこ「アイドル専攻だけじゃなくて…UTX自体を敬遠する人も多くなる」
希「今以上に、学院中がピリピリムードになるなら…そうなるかもね」
真姫☆「そして、UTXの評判は地に落ち、高い学費を払ってまで行くような人はいなくなり廃校…」
真姫☆「それが絵里、あなたの思い描いた最良のストーリーなのでしょうね」
絵里「…」
海未「しかし、そこまで上手く事が運ぶでしょうか…。UTX学院はアイドルだけの学校ではないのですし…」
穂乃果「飽くまで最良のルートを辿れば、ってことなんだろうね…。たどり着くのは最悪の未来なんだけどさ…」
穂乃果「けれど、そこまでと行かなくても…遠くない将来、アイドル専攻はUTXの評判を著しく下げる要因になっていたと思う。絵里さんのやり方のままなら」
花陽「少なからず、傷跡は残せる…」
真姫☆「…これが、私と穂乃果が考えた、あなたの復讐計画の全貌よ。…当たっていたかしら」
絵里「…」
亜里沙「お姉、ちゃん…」
絵里「…ふ」
絵里「ふふふふふふ…すごい、のね…」
絵里「…正解よ。泣きたくなるほど、全部正解…」
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