過去ログ - もしライブ! 〜もしもμ'sのみんながUTX学院生だったら〜 後編
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◆Qe7X7xrNvI
[saga]
2016/06/13(月) 23:49:19.44 ID:Sb72Tf+Ao
ロシアの街
凛「わぁ…こうして見てみるとすごい雪…」
花陽「そうだねぇ…」
凛「うぇ…ぶぇっくしゅ!!ふいぃ〜…、さぶいにゃあぁぁ…。やっぱり外に来ないほうが良かったかなぁ?」
花陽「1月のロシアだもんねー。そりゃ寒いよ。天気が良くて助かったね」
花陽「でも、こんな綺麗な雪景色、私初めて見たかも…」
花陽「こうやって凛ちゃんとこの景色が見れたなら、寒くても外に来た甲斐があったと思うよ」
凛「そう?かよちんがそう思うなら、凛もそれでいいかなー」
凛「あ、かよちん。車椅子押すの大変でしょ?凛、自分で立つよ。松葉杖も持ってきてるし…」
花陽「いいよ、座ってて。雪の上で歩くのは危ないよ」
凛「でもかよちんもキツいんじゃ…」
花陽「私はいい。凛ちゃんの車椅子を押しながらゆっくり歩くのは楽しいよ」
花陽「今まで、…本当に大変な中で過ごしてきた私にとって」
花陽「こんなにゆっくりな歩みは、やっと…平穏が戻ってきたんだなぁって思えてね」
凛「かよちん…」
花陽「今は腕にかかる重さも心地よいくらい。朝のロシアの静けさをこうして、凛ちゃんと感じていたい」
花陽「だから。凛ちゃんは無理せず座ってて。ね?」
凛「んー…、わかった。歩いたら逆にかよちんに心配かけちゃうもんね。じゃ、行こっか」
花陽「うん。ゆっくりゆったり、昔のことや今のことや、未来のことを話しながら、ゆっくり…」
クリニック前
希「…」
真姫☆「こんにちは」
希「あぁ…真姫ちゃんか。どうしたん?」
真姫☆「こっちこそどうしたん?よ。何か悩んでるんでしょ?」
希「んー…まぁ、ね」
真姫☆「話したくないこと?」
希「…真姫ちゃんにならいいか。一人で悩んでても仕方ないって、わかりきってることやもんね」
希「実は…」
真姫☆「へぇ…A-RISEにね」
希「サポートメンバーに誘われたっていうんはすごく嬉しいんよ。嬉しいんやけど…」
希「なんだかしっくりこない。本当にそれでいいのかな、ってモヤモヤして、決めかねてるんよ」
真姫☆「ふぅん…」
希「それに、なんだかC☆cuteのみんなを、少し裏切るような感じがして…相談できずにいたんだけど」
希「自分で進めないときは誰かを頼る。ずっとやってきたこと、だから」
真姫☆「だから…もうC☆cuteじゃない私に、相談ね」
希「そういうこと、かな。真姫ちゃんはどう?なうちはどうしたらいいと思う…?」
真姫☆「…そうね」
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