過去ログ - もしライブ! 〜もしもμ'sのみんながUTX学院生だったら〜 後編
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402: ◆Qe7X7xrNvI[saga]
2016/06/14(火) 23:05:22.75 ID:J4UNpjTho
1年教室


親衛隊B「それじゃ私らは、そろそろ帰りますか」

親衛隊C「えぇ、そうですわね」

親衛隊B「おーい、帰るよー?」

親衛隊A「うん?あぁ…ごめん、ちょっと…呼び出されてるんだ。先輩に」

親衛隊C「先輩?誰ですの?」

親衛隊A「…ちょっと、ヒミツかな」

親衛隊B「ふぅん…、わかった。校門前で待っとくよ!」

親衛隊C「せっかく早く帰るんですから、この前見つけた穴場のお店によるんですのよ!」

親衛隊A「わかってるよ!すぐ済む…と思う」



親衛隊A「…お待たせしました。それで、話って…」


絵里「…」


親衛隊A「今更あなたが私に、なんの話があるって言うんですか。…先輩」

絵里「…」

希「…えりち、頑張って」

絵里「えぇ、大丈夫。その…、秋山さん。私…あなたに酷いことを言ってしまったから」

絵里「夢を持ってアイドル専攻に入ってきたのに、才能がないと切り捨てて、夢を断ち切ってしまって…ごめんなさいっ!」

親衛隊A「えっ…」

希「えりち、今こうして…専攻生だった子一人一人に謝って回ってるん。えりち自身の為にもね」

絵里「どう罵ってもらっても構わない。全て私の欲望のままの行為だったから…」

絵里「他人の夢を蔑ろにした最低な行為だった。…ごめんなさい」

親衛隊A「…確かに、あなたに才能がないって切り捨てられた時は、とても悲しかったし悔しかった」

親衛隊A「あの時はあなたが憎らしくて堪らなかったけど…でも、今はそれでも良かったと思います」

絵里「え…?」

親衛隊A「頭を上げてください。そんな姿、あなたに憧れてる専攻生に見られたら幻滅されちゃいますよ」

親衛隊A「…私には結局、才能はなかった。もっと才能のある子がそばにいて、痛感しましたもん」

親衛隊A「だから、あなたが酷いことしたって思っても、私にとっては正しい評価だったってことです」

絵里「私を、許すというの…?」

親衛隊A「許すっていうか…多分、まっとうな方法でも落ちてたと思うし!今となっては恨む要素ないですよ!それに…」

親衛隊A「落とされて泣いてる時、親身になって励ましてくれる友人にも出会えたし。…今日も、一緒に遊びに行くくらいの」

親衛隊A「というわけで、私は大丈夫です!全然気にしてないです!えっと…恨んでる人ももしかしたらいるかもなんで、が、頑張ってください!」

絵里「…えぇ、ありがとう。頑張ってみるわ」

親衛隊A「はい、じゃあ私はこれで。…あ、でも!」

親衛隊A「一日しか会ってない私の名前、覚えてるような人だし…あなたを尊敬してる人、やめちゃった人でも結構いると思いますよ!」

絵里「…うん。ありがとう。バイバイ、秋山さん」


希「まさか、励まされちゃうなんてね」

絵里「えぇ、びっくりね。それじゃあ次は、D組の佐伯さんかな…」

希「よく名前、覚えてるね」

絵里「勿論よ。それくらい、指導をするものとしては当然だもの」


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