過去ログ - もしライブ! 〜もしもμ'sのみんながUTX学院生だったら〜 後編
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436: ◆Qe7X7xrNvI[saga]
2016/06/14(火) 23:28:54.46 ID:J4UNpjTho
希「でも、一番の問題は…」

絵里「…私ね」

穂乃果「あっ…絵里、さんは…」

にこ「昔の厳しいレッスンのせいで、5分も踊ったら足が動かなくなる…んだったわよね」

花陽「それをわかってて、絵里さんを呼び出しました。絵里さん…」

花陽「無理に…とは言いません。ここに呼んだのも、せめて話だけでもと思ったからです」

花陽「だから…」


絵里「やるわ」


花陽「えっ…!」

絵里「…やる。私…そのライブ、踊る」

穂乃果「そんなっ…!大丈夫、なんですか…?」

にこ「もう数年以上まともなダンスを踊ったことなんてないんでしょう!?」

絵里「ライブなら…5分もかからないでしょう?平気よ」

にこ「でもっ!一週間でどれだけレッスンすると思って…」

絵里「休憩を入れながらだったら、続けて練習もできるわ。だから…やらせて欲しい」

絵里「塞ぎ込んで、自らの精神を燃やそうとした私を…真姫は助けてくれたのだから。少しでも恩を返さなくちゃ」

絵里「どれだけ練習が辛くたって、倒れてなんていられない。私はそんな子たちを…容赦なく切り捨ててきた身分なんだし」

絵里「彼女たちへの贖罪を思えば…やれるわよ」

にこ「絵里…」

絵里「それに、体調管理には頼もしいマネージャーもいるからね、希」

希「ふふ、任せとき。肉体面の管理ならえりちの慧眼にも劣らんよ〜?」

英玲奈「東條の技術は確かなものだ。やるなら、全力でやれ。…みんな」

凛☆「ってことは…!」

海未「どうやら、決定のようですね…!今から一週間で…!!」

ことり「あのDVDのライブを、完全コピー!うわぁ、大変だぁ…衣装も作らないと…」

あんじゅ「私たちも手伝うわ。なるったけ完璧に近づけるように万全を期さないと、真姫ちゃんにも幻滅されちゃうもの」

真姫「じゃあこの一週間、完全にライブの練習…」

花陽「うぅん!それじゃ…勘の鋭い真姫ちゃんは気づいちゃうかも!」

凛☆「一週間帰るの引き伸ばして一切構ってもらえなかったら何してるんだって勘ぐるよね、普通」

花陽「だから、C☆cuteのみんなで一日ずつ、真姫ちゃんと一緒に過ごす日を作るの!」

花陽「最後に過ごす二人きりの一日を作る、っていうのもあるけど、それなら真姫ちゃんも私たちがやってることに気づかないと思うから」

海未「なるほど…。真姫の足止め…ということですか。しかし…」

にこ「スケジュール、ただでさえ忙しいのに大丈夫なの?貴重な一日を使って…」

花陽「大丈夫です!できるっ!人間その気になればなんだってできるもんっ!」

絵里「無茶苦茶ね…。でも…」

穂乃果「その無茶をやるのが…私たち、だもんね」

海未「…分かりました。この際覚悟を決めましょう!」

ことり「全部全部やっちゃおう!私たちが望むことぜーんぶっ!」

希「こんくらいの無茶、今まで真姫ちゃんがやってきたことに比べれば大したことないもんね!」

花陽「はいっ!」


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