過去ログ - もしライブ! 〜もしもμ'sのみんながUTX学院生だったら〜 後編
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476: ◆Qe7X7xrNvI[saga]
2016/06/17(金) 01:03:55.63 ID:Eid+LOi6o
希の部屋


真姫☆「…って言ったはいいものの…」


真姫☆(私にも予定は盛りだくさんなのよね…。穂乃果からの依頼もあるし、それに…)

真姫☆(花陽から、一緒に旅行に行こう、とも言われてたんだっけ。旅行ね…)

真姫☆(確かに私も思い出作りにどこかに行きたい気持ちもあるけど、絵里のことを解決しないままに旅行へ行く気分にはなれないし)

真姫☆(そうすると旅行へ行けるのはいつになるんだって話で…考えれば考えるほど、この世界へ留まる期間が伸びてしまう…)

真姫☆(本当ならクリスマスライブの日、希に書き置きを残す程度に去っていこう、なんて考えてたんだけどね…)

真姫☆(…まぁ、そんな甘い話もないか。立つ真姫ちゃんは綺麗に掃除をして帰る、って言っちゃったくらいだし…)

真姫☆(だけどその掃除が終わるのはいつごろになるやら。もうこの際3学期が終わるまで居着くっていうのも…)


真姫☆「…ない。とは言い切れないのがなんだか、恐ろしいところね」

真姫☆「心境的にも…ちょっと居心地がいいとすら感じちゃってるし」

真姫☆「…ここは私の居場所じゃ、ないはずなのにな」

凛☆「どったのさっきからブツブツ?」

真姫☆「ひょわっ!?き、聞いてたのね…。ただの考え事よ」

凛☆「そう?もしかして本気で巫女さんのバイト嫌だったり?希ちゃんも本当に嫌なら無理せんでも…、って言ってたよ?」

真姫☆「…それに関してはもう言っちゃったことだし、気にしてないわよ。やるなら本気でやってやるわ」

凛☆「おぉ、やる気勢だね〜。ふふ、そんな真姫ちゃんに嬉しいお知らせ!」

真姫☆「何?」

凛☆「どうせ真姫ちゃんはバイトなんてやったことないだろうからってことで、凛も一緒についていくことにしたにゃ!いえ〜!」

真姫☆「ハァ?凛が…?どうしてよ」

凛☆「も、もっと喜んでもいいじゃん…。どうして、と言われると返答に困るけど、まぁ真姫ちゃんと一緒にバイトする経験もしたかったし、それに…」

凛☆「真姫ちゃん、いつ目眩で倒れるかわかったもんじゃないじゃん?それのためにさ」

真姫☆「…あぁ。そうね。そういえばそんな症状も抱えていたわね…」

凛☆「それに…はい。これ」スッ

真姫☆「うん?お薬…?チートすぎるからこの世界じゃ作らないって話だったんじゃないの?」

凛☆「これは時空振動の目眩を抑える酔い止めみたいなものにゃ。即効性はあるけどあくまで抑える、程度だから完全になくすことはできないけどね」

凛☆「これくらいはやらないと、真姫ちゃん不意に死んじゃったりなんかしちゃうと危ないし」

真姫☆「縁起でもないこと言わないでよ。…でも、ありがとう。そうね、こんなところで死んじゃったりなんかしたらシャレにならないわ」

凛☆「そうそう!ちゃんといつかは無事に生きて帰るんだよ!」

真姫☆「…うん。そうよね。帰る、か…」

凛☆「ん?どうかした?」

真姫☆「…別に。っと、それより、私バイト初挑戦じゃないわよ?前にも一度神社のバイトしたことあったんだから!」

凛☆「お?そうだったんだ。どんなことしたの?」

真姫☆「えーっと、たしか掃除をしてたらにこちゃんがお守りを買いに来て、どさくさにまぎれてお薬を渡したらUTXの屋上から投身自殺をしそうになったからデュープキスで窒息させて気絶させたわね」

凛☆「…やっぱ凛がついてないと大変なことになりそうだにゃ」


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