過去ログ - もしライブ! 〜もしもμ'sのみんながUTX学院生だったら〜 後編
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494: ◆Qe7X7xrNvI[saga]
2016/06/19(日) 01:42:56.57 ID:iAZPP5EAo
真姫「…あ、あの…」


ツバサ「ふふっ…」

真姫「えっと…?どういう、こと…?最初からいない…って?」

英玲奈「ほら見ろ。やっぱりこうなる」

あんじゅ「まだ理解できてないからいいけど、しちゃったらどうなるかしらね…」

真姫「ちょっと!せ、説明しなさいよ!イミワカンナイわよ!それだけじゃ!!」

ツバサ「…つまりね。電話で言ってたでしょ?『絵里がいなくなったからマネジメントできる人間がいなくなった』って」

ツバサ「あの話は…ウソなのよ」

真姫「っ!?」

ツバサ「今までA-RISEのスケジュールは私たち自身で決めていたの。言っても、普段は本業のアイドルより忙しくないし…」

ツバサ「絵里がしてくれていたときもあったけど、別にいなくてもなんとかなるレベル。今日だって…忙しくはあるけれど、全然大丈夫」

ツバサ「だからホントはね…、マネージャーなんて必要なかったってことなのよ」

真姫「ハァ!!?わ、私は必要ない…!?じゃあなんで呼んだのよ!?なにゆえ!?」

英玲奈「お、落ち着け…。怒るのもわかるけど…」

ツバサ「一つはそう…。あなたが驚く顔が見たかったの。そういうの、好きだから」

真姫「ぬぁっ…!」


真姫(そうだった…。ツバサは英玲奈も言っていたように、驚かせるのが好きな人…)

真姫(それは以前のアイドル応援部での取材の時、ツバサ本人の口からも聞かされていたことではあった)

真姫(そういえば昨日の夜から、英玲奈の口ぶりが少しおかしかった気がしたけれど…)

真姫(私を騙すことを気の毒に思っていたから、なのかしら…。っ、だとしても!)

真姫(単なるサプライズにしては趣味が悪すぎるわよ!しかも大事なA-RISEのイベントのある日、だっていうのに…!)

真姫(私のために時間を割くとか、ちょっと…バカすぎるわよ!)


真姫「そんなことのためにっ!?あなた…」

あんじゅ「まぁまぁ待ってって。それだけじゃないわよ」

真姫「えっ…」

英玲奈「本当に驚かせるためだけに私たちまで付き合うはずないだろう。とはいえ、少々馬鹿げているのは否めないけど…」

真姫「…サプライズ以外の理由があるとして、それはなんなのよ…?」

ツバサ「二つ目は…、あなたのことが知りたくて。西木野、真姫さん」

真姫「私のことが知りたい?」

ツバサ「えぇ。…9月からUTXに来て、小泉花陽とスクールアイドルを立ち上げ…怒涛の勢いで仲間を増やし…」

ツバサ「わずか数ヶ月でA-RISEの喉元に迫るまでに追いついた、あなたの手腕」

ツバサ「どうしたらそんなことができるのか、そもそもあなたは何者なのか…」

ツバサ「…どうして、二人いるのか。それを聞いておきたかったのよ」

真姫「っ…。やっぱり、気づいてたのね…」

ツバサ「うん、もちろん。…それで、教えてくれるかしら?」

ツバサ「狭い車内に、逃げ場はないけれど…ね」

真姫「…っ」ゴクリッ


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