過去ログ - もしライブ! 〜もしもμ'sのみんながUTX学院生だったら〜 後編
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506: ◆Qe7X7xrNvI[saga]
2016/06/20(月) 03:18:28.23 ID:eU7e1sbxo
控え室


真姫「うぅぅっ…、うぇっうえぇぇぇぇっ…」

あんじゅ「あー、よしよし…。ごめんね…、無理させちゃって…」

英玲奈「アイドルがそんな調子でどうするんだ…」

真姫「だって…ぐすんっ…だってぇ…、私イレギュラーには弱いんだもの…。こんな沢山のお客さんの前では特に…」

ツバサ「ちょっと意外だったわね、もっとそつなくなんでもこなせる子だと思ってたけど」

真姫「…言ったでしょう。私の虚勢は私の世界のリーダー…穂乃果の真似事に過ぎないんだもの」

真姫「穂乃果も大勢の前での発表にはてんで弱かったし…。私もこんな急に大役を任されるのには全然慣れてなくて…」

ツバサ「ふぅん…。そう…」

英玲奈「次からは事前連絡は忘れないようにする…。今回は私たちが悪かったよ」

あんじゅ「後は写真撮るだけだから、ね?リラックス、リラックス。ひっひっふー、ひっひっふー」

真姫「それラマーズ法じゃない…。妊娠とかしてないし…」

あんじゅ「ふふ、突っ込めるくらいに元気ならもう問題ないわね」

英玲奈「さて、そろそろ時間だ。入場曲が鳴り出す頃だし私たちも…」

ツバサ「…」

英玲奈「…ツバサ?」

ツバサ「え?あ、あぁ…何?聞いてなかった」

あんじゅ「ツバサ…ちゃん。また、あのこと?」

真姫「あのこと…?」

ツバサ「あー…、まぁ、ほんの少しね。…ごめんなさい、行きましょう」

あんじゅ「あ、うん…」

真姫「何が…」

英玲奈「…やっぱり、西木野を連れてきてしまったのは…間違いだったのかも、しれないな」

真姫「えっ…」

英玲奈「…悪気はない。ただお前の存在が…ツバサの未練をくすぐるんだろう」

英玲奈「私も行く。会場、きちんと見ておくんだぞ。寝たりしてはダメ、だからな」

真姫「あ、うん…。わかってるけど…」



真姫(…なんか、変な空気。今日の朝からだったけど)

真姫(時々ツバサから感じられる、憂いのようなもの…。まさか、彼女も何かに悩んでいる?)

真姫(No.1トップスクールアイドルであるA-RISEの綺羅ツバサに、なんの悩みがあるというの?)

真姫(未練、って…一体…)


真姫「なんだかまた、面倒なことになりそうな予感がしてきたわ…」


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