過去ログ - もしライブ! 〜もしもμ'sのみんながUTX学院生だったら〜 後編
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518: ◆Qe7X7xrNvI[saga]
2016/06/22(水) 03:30:15.19 ID:ZTrA2sDIo
控え室


あんじゅ「ふふふんふふ〜ん…、あーあー、あめんぼ赤いなあいうえお〜」

イジリイジリ…


真姫「発声練習しながら私の髪の毛弄るのやめて…」

あんじゅ「この方が効率的でしょ?柿の木栗の木かきくけこ〜、キツツキこつこつ〜」

あんじゅ「真姫ちゃんがマネージャーの任を全うする、っていうなら、その任務を阻害するようなことが無いようにしなきゃでしょ?」イジイジ…

あんじゅ「真姫ちゃんだってバレてトラブルに、なんて私見たくないもの」

真姫「それはわかるんだけど…結構声が大きいから耳元で叫ばれると耳が痛い…」

英玲奈「ならこれ。はい」スッ

真姫「ん?これって…」

英玲奈「スタッフ用のインカム。一応付けておけ」

ツバサ「さっき言ったように、時間にズレがあって誰もそれを指摘してないようなら使って欲しいの。マネージャーなら一応今日はスタッフではあるし」

真姫「あぁ…ほぼ使うことはないでしょうがこれをつけておけばスタッフってことは周りからも認知されそうよね」

あんじゅ「とてとて立ったとチキンタツタ〜…っと、よし!完成〜。ふふふ、これならパッと見真姫ちゃんって気づかれないんじゃない?」

英玲奈「うむ、アリだな。UTXの生徒たちと厄介事は起こさないように頼むぞ?」

真姫「ぜ、善処します…」

ツバサ「UTXの生徒にはこうして控え室にいて3人に囲まれている、ってことだけでもレアな状況でしょうしね」

ツバサ「…別の意味で恨まれる可能性だってあるかも」

真姫「う。で、でもA-RISEに必要以上に近づかない決まりは絵里が決めてたんじゃ…。ならもう無くしてもいいんじゃないの?」

英玲奈「絢瀬が決めていたのはプライベートでも、ということだ。こうしたイベントの日にメンバーにやたらと接触しないことは昔からのA-RISEの習わしだな」

あんじゅ「つまり真姫ちゃんは超超ちょ〜う特別扱いなのよぉ?そこのところ、理解してる?」

真姫「全然理解できていなかったわ…。確かにそれなら恨まれうるわね」

ツバサ「あんじゅが自分のいとこということにしたのはいい機転ね。親族なら恨まれることもないでしょうし」

あんじゅ「真姫ちゃんみたいないとこなら溺愛しちゃうのになぁ〜。今からでもどうかしら?」

真姫「え、遠慮しとく」



コンコン… ガチャッ

UTXスタッフA「失礼します。あの、そろそろお時間です。ステージの方へどうぞ」


ツバサ「ありがとう。今行くわ」

英玲奈「ふぅ…。ついに始まるんだな。今年最後のライブ…」

あんじゅ「今までの成果を全力でぶちまけるわよ!」

真姫「…頑張ってね」

あんじゅ「あら?ステージを確認するんじゃないの?一緒に行きましょうよ」

真姫「えっ、でも…」

英玲奈「そうだな。今のうちにみんなにあんじゅのいとこと紹介していたほうが混乱も少なくて済む」

ツバサ「代わりに…バレると非常に面倒になるかもだけど…そのスリルも楽しそうじゃない?」

真姫「鋼の心臓持ちで何よりだけど、私の心臓はそこまで硬くないことは考慮しておいてね…」


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