過去ログ - もしライブ! 〜もしもμ'sのみんながUTX学院生だったら〜 後編
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543: ◆Qe7X7xrNvI[saga]
2016/06/29(水) 03:37:19.19 ID:8hwFcwIyO
ツバサ「あった。はい、これ。私が書いた曲なんだけど…」スッ

真姫「え、これ…こんなに?結構な量あるのね…」

ツバサ「ふふ、私も何か思いつくたびに曲を書いちゃってて…いつの間にかこんな量になってたの」

真姫「ふぅん…。ふむふむ…」

ツバサ「どう?私の曲…どんな印象かしら?」

真姫「ほんの少ししか読めてないから微妙な感想だけど…うん、少し意外ね」

真姫「もっと…激しい曲を書くのかと思ってたわ」

ツバサ「それは、どうして?」

真姫「A-RISEがアップテンポな曲が多いから、あなたもそういうのに感化されて、と思ってた」

真姫「なんというか正反対の…柔らかな曲でちょっと驚いたかも」

ツバサ「あら、またサプライズさせちゃった?」

真姫「…まさかこの曲もサプライズのため、なんてことは…」

ツバサ「あはは、流石にそれはないわよ。正真正銘日頃から書き続けている楽譜」

ツバサ「私が書くのは、聞いている人が眠ってしまいそうな、ゆっくりとした曲ばかり」

ツバサ「本当はそういう曲が、好きだから」

真姫「…そうだったの。あなたに関しては色々と、予想もしてなかった部分が多いわね…」

ツバサ「私は騙すのが趣味の女だもん。みんなが知っている綺羅ツバサは偽りの姿。実際の私は…また別の私」

ツバサ「この曲たちも、そんな本当の私の表れ…なのかも」

真姫「これ、全部趣味で?」

ツバサ「うん、そう。A-RISEは別に曲を作ってる人がいるから、これは全部私の趣味」

ツバサ「あ、この曲なんかは…英玲奈と一緒に歌詞まで考えたのよ?まだ誰の前でも歌ったことはないんだけど…。家で時々、一人で歌ったりしてる曲」

真姫「それ、A-RISEに提供しようとは考えなかったの?A-RISEで歌おうって…」

ツバサ「…そうね。この曲は、私の曲。これをA-RISEとして歌っても、受け入れて貰えないと思う」

ツバサ「だから、これをA-RISEとして歌おうって考えたことは、なかった。…だけど」

真姫「だけど…?」

ツバサ「私としてなら、一度多くの観客の前で歌ってみたかった、かな」

真姫「…え?」

ツバサ「…あは。ごめんなさい。なんだか意味深なこと言っちゃって…。いつもはそんなじゃないはずなんだけどね…」

ツバサ「ちょっと疲れてるのかしら?もう、寝たほうがいいのかもね…」

真姫「…っ、つ、ツバサ!」

真姫「もしかしたらあなた…何か悩み事があるんじゃないの?今日、度々様子がおかしかったこともあったし」

真姫「何か迷ってることがあるなら、その…言ってくれたら私、役に立てるかもしれないし」

ツバサ「あなたに…?」

真姫「そ、そうよ!ドクター真姫は患者のお悩みを解消させるのがお仕事だもの!」

ツバサ「だけどこれは…言っても仕方のないことよ。どうすることもできない、私の…」

真姫「…解決はできないかもしれないけど、誰かに打ち明けることで多少スッキリすることもある…かもしれないし。ね?」

ツバサ「…。ふふ、そうかもね。マネージャーだもん。担当の心もマネジメントしてもいい…か」

ツバサ「…ありがとう。だったら少し、話してみるわ」

真姫「えぇ、お願い」

ツバサ「それじゃあまず、聞きたいことがあるの」

真姫「え、いきなり?あなたから?」

ツバサ「うん。あのね、真姫さん…」

ツバサ「今、私とこうしてね?同じ部屋にいること、どう思ってる?」


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