過去ログ - もしライブ! 〜もしもμ'sのみんながUTX学院生だったら〜 後編
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568: ◆Qe7X7xrNvI[saga]
2016/07/13(水) 02:34:31.93 ID:5XrEPnxgO
タッタッタッ…


凛☆「ちょっとぉっ!?どこまで連れて行くつもりなの!?り、凛は凛だけど凛じゃないんだにゃー!」

真姫「ふぅっ…。ここなら人通りも少なめね…」

凛☆「な、なんなの…。キミはいったい誰?凛のファンならその…ごめん!実は凛は凛の妹の凛なの!ん…?何言ってるんだ?」

真姫「自分で言ったこと自分で理解不能になってるんじゃないわよ…。別に、私はあなたにサインねだりに来たってわけじゃないし…」

凛☆「じ、じゃあ何!?凛のことさらいに!?凛を誘拐してもお金にはならないよ!」

真姫「違うし…っていうか、とっとと気づきなさいよ…」

凛☆「気づく…?何を…」

真姫「私よ!わたし!」

凛☆「は?」

真姫「…」

真姫「ベータカロチン」

凛☆「べーたかよちん」

凛☆「っは!真姫ちゃん!!?」

真姫「なぜそれで気づく…」

凛☆「そういえば真姫ちゃんはA-RISEのマネージャーとして昨日から出て行ってたんだっけ…。昨日一日いなかったからすっかり存在を失念してたにゃ」

真姫「バカな犬でももうちょっと人の顔は覚えてるものだけどね…凛の頭はニワトリ以下かしら?」

凛☆「ぬっ!ひどい言い草にゃ!傷ついたよ!」

真姫「外部の人には一瞬で気づかれたのになんでそろそろ1年以上の付き合いになるあなたが気づかないのよ…。そっちのが傷つくわ」

真姫「…それと、どうしてあなた、花陽と一緒にここに来てるワケ?そんな話聞いてないんだけど」

凛☆「昨日の夕方急に誘われちゃったの。なんでも今日のチケットはこの世界の凛のものらしくて、かよちんも昨日渡されたんだって」

凛☆「『そういえばこんなの持ってたけど、凛は見に行けないからかよちん使って』って。かよちんも大喜びだったんだけどペアチケットだったから急に一緒に行く人を探してて…」

真姫「ペアチケットならそっちの凛と一緒に行く予定だった子に渡すべきなんじゃないの…?」

凛☆「お見舞い、一度も来なかったって言ってたらしいにゃ。だからだって」

真姫「あぁ…そういうことね」

凛☆「で、最初は真姫ちゃんを誘おうかな、って思ってたらしいけど…凛の存在思い出して、どうせなら凛と写真撮って擬似的に一緒にライブ来たってことにしたかったみたい」

凛☆「年明けのお見舞いで渡すための写真を撮るのに協力して、って言われたにゃ。だからこうしてA-RISEのライブ会場に来てるんだよ!理解できたぁ?」

真姫「最後がすごいムカついたけど理解できたわ。…そう、それなら手伝ってもらうことはできなさそうね…」

凛☆「真姫ちゃんもなんか問題抱えてる系?」

真姫「まぁね…その…じゃあせめて知恵だけでも貸してよ。彼女がどこにいるか、一緒に考えて欲しい」




凛☆「ふむふむ、なるへそ…。確かにそんなこと言われりゃ逃げたくもなるよねー」

真姫「負わなくてもよかった責任を負うハメになりそうなんだものね…。恐怖もなかなかのものでしょう」

真姫「説得は私がなんとかしてみる。でも場所がわからないとどうしようもないわ。…凛はそういうの得意そうだと思って」

凛☆「別に得意なわけじゃないけど…クリニックの万能モニターだってμ'sの居所しか特定できない仕様だし」

凛☆「でも…わからなくもないかもね」

真姫「ホント!?どこにいると思うの?」

凛☆「んー、確信はないけどなんとなく…もし真姫ちゃんが無理難題ふっかけられたらどうする?」

真姫「え、私が…?」


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