過去ログ - もしライブ! 〜もしもμ'sのみんながUTX学院生だったら〜 後編
1- 20
583: ◆Qe7X7xrNvI[saga]
2016/07/20(水) 03:31:07.85 ID:w5eYVzrCO
真姫(一回目のアンコールを終え、A-RISEが舞台裏へと戻る)

真姫(すぐに派手な衣装を脱ぎ捨て、スタッフと同じライブTシャツに着替え始める)


ツバサ「ふー、よしっ、着替え終わり!」

英玲奈「ふふ、聞こえるな。アンコールが」

あんじゅ「帰っちゃったらどうしようかって思ってたけど、さすが私たちのファン!空気を読むのがお上手ね!」


真姫(きっとファンの大半も、半ば盛り上がりついでのアンコールでしょう)

真姫(もし何もなくても仕方ない。でもあったらとても嬉しい…そう思ってのコール)

真姫(そこに本当にA-RISEが登場すれば、彼らもビックリするでしょうね。盛り上がりも最高潮かも)


ツバサ「それじゃあ、行ってくるわ!お留守番、よろしくね」

真姫「…えぇ、頑張って行ってきてね」

ツバサ「うん!」


真姫(ついに始まる、2度目のアンコールライブ。私も耳のインカムに手を当て、照明室の彼女へと声をかける)


真姫「…いよいよよ。準備…いえ、覚悟はいい?」

アカリ『う、うん…!ちょっと、マジで緊張がヤバいけど…!大丈夫っ…!!』

真姫「頑張りなさい。私たちが…驚かせるんだからね」

アカリ『わかってるっ…!合図、頼んだからねっ…!』

真姫「…任せなさい」



真姫(さぁ、私も行きましょう。舞台袖に)

真姫(傍らの五線譜を握り締め、ステージへと向かう)



真姫(なんとか最後まで、バレずに来れた)

真姫(この計画の、本当の目的)



アンコール!! アンコール!!


ツバサ「ふふっ…!すごい熱気…!」

あんじゅ「照明が暗転したらすぐ、だからねっ!」

英玲奈「あぁ、わかっている…」



真姫(昂ぶるA-RISEの少し後ろに、私も待機する)

真姫(ちゃんと、A-RISEがステージへ向かうことを確認しないといけないからね)


バッ…!!


ザワッ…!!


真姫(そして不意に、ステージの照明が下がる)

真姫(一部を除いて、完全に視界が失われる。会場もアンコールが消え、ざわつく声に支配される)

真姫(すかさず声と気配を殺したツバサたちが、ステージへと向かう。ゆっくり、音を立てず、失った視界の代わり、感覚を頼りに中央へ進む)


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
618Res/1157.02 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice