過去ログ - もしライブ! 〜もしもμ'sのみんながUTX学院生だったら〜 後編
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596: ◆Qe7X7xrNvI[saga]
2016/07/27(水) 02:55:10.84 ID:Yg9lGshio
真姫(こうして、私の二日間のなんちゃってマネージャー体験は終わりを告げた)

真姫(色々と大変なことをやらかしてしまった気もするけど…私にとっても、なかなかできない体験だし)

真姫(場をかき乱すのは…ドクター真姫にとっては日常みたいなものだし)

真姫(きっとこの出来事も、しばらくすると私のびっくりエピソードとして語り継がれるうちのひとつとなるだろう)

真姫(その中でも、とびっきりの隠し玉としてね)


真姫(A-RISEが帰る準備をしている中、ステージは解体作業が行われていた)

真姫(その中でも一際興奮しつつ、作業をこなしている二人…)

真姫(邪魔しちゃいけないとは思いつつも、彼女たちにも一応、労いの言葉をかけておこう)


真姫「…頑張ってるわね。お疲れ様」

キョウコ「あっ!にしきっ…えんじゅちゃん!」

アカリ「あ、西木野真姫!」

真姫「…えんじゅです」

アカリ「や、やっちゃったわ!あ、あんなツバサ様初めてみた!す、すごかった!可愛かったぁぁっ!」

キョウコ「アカリちゃん、ライブ終わってからずっとこんな調子で…」

真姫「当のツバサは会場の盛り上がりに不満だったみたいだけど、恵那さんはいい反応してるわね」

アカリ「A-RISEのツバサ様も好きだけど、私はああやって静かに歌うツバサ様もいいなぁ…って思った!ホント、やってよかった…」

アカリ「私がやらなかったら、あんなツバサ様も見れなかったんだよね…。本当に、やってよかった…う、うぅっ…!」

アカリ「ううぇぇぇぇぇぇぇええぇぇぇぇ…!よかったよぉぉおぉぉぉぉぉ…!!」

キョウコ「ちょっとアカリちゃん!?う、感極まっちゃったかぁ…」

真姫「そんなに喜んでくれてる人がいるならきっとツバサも喜ぶわ。少なくとも一人は、A-RISEを超えて綺羅ツバサを好きになってくれたんだし」

アカリ「ぐすっ…、っうん!ずっとずっと私、A-RISEと、ツバサ様を応援する!あ、それとね…」

真姫「ん?」

アカリ「ふふ…、実は私…これからも照明係、続けてみよう、って思ったんだ」

真姫「えっ…」

キョウコ「それ本当!?」

アカリ「うん。最初はA-RISEに少しでも近づけたら、って考えだったけど…今回のことで必死になってミスしないように照明のこと、覚えて…」

アカリ「ほんの短い間だったけど、あのアンコールの最中の照明をやりきって、責任持って仕事をこなすことの大変さと、緊張と、その中の楽しさ、ってわかった気がするの」

アカリ「だから今度はさ…最初から最後まで、責任をもって照明の仕事をやり抜きたい、って思った。だから、ね」

キョウコ「う、うおぉぉぉぉっ!アカリちゃんっ…!!わ、私もずっと音響やるから、一緒に頑張ろうね!!」

アカリ「うん。今度のライブも、一緒に裏方やろう!」

真姫「…ふふ、これは、私が選ばせたことじゃないわよ?恵那さんが自分で選択したこと。…ついに、特別になれたわね」

キョウコ「っ…!ホントだっ…!すごいなぁ…西木野さ、えんじゅちゃん!」

真姫「もういいわよ…」

アカリ「あ、っていうかさっきからツバサ様の事呼び捨てってどうなのよ!そこまで親しい仲!?」

真姫「う…、そ、それじゃあ私帰るから!じゃあね!」

アカリ「あ、おいっ!…またね!新学期、学校に来たら聞かせてもらうから!」

キョウコ「来年からは仲良くしようね!西木野さん!」

真姫「っ…。…えぇ。でも、私忘れっぽいから。もしかしたらこのこと、すっかり忘れてるかもしれないけど…その時はよろしくね」

キョウコ「あはは、なにそれー…」

真姫「…」



真姫(きっとその私は、あなたたちのこと、何も知らないと思うけど…人見知りみたいだから、仲良くしてあげてね)


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