過去ログ - もしライブ! 〜もしもμ'sのみんながUTX学院生だったら〜 後編
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90: ◆Qe7X7xrNvI[saga]
2016/06/08(水) 23:03:42.29 ID:RPa3KIXbo
ガチャッ… バタンッ



希「…ふぅ」

希「真姫ちゃんはどうするん?」

真姫☆「…ん、私?そうね…どうしようかな…」

真姫☆「今は学校にいられないしね…。顔を見られただけで生存の危機よ」

真姫☆「花陽のクラスメイト一人に知られるだけなら口止めでなんとかなるけど、複数人に知られるとなるどどうしようもないし」

真姫☆「今はとにかく、こっそり学校を抜け出して…そこで出来うる限りのことをするしかないわね」

希「…そっか。そうやね」

希「えりち…どうしてこんなことを」

真姫☆「さぁね。アイツの考えることなんて私には1ミリたりとも理解できそうにないわ」

真姫☆「あなたの方が、彼女を知ってるんでしょう?何か思い当たる理由、ないの?」

希「…確かに、えりちは西木野さんの才能を強く買ってた」

希「寵愛していた…って言ってもいいくらい。その頃はほとんどえりちに関わらなかったうちでも、西木野さんへの入れ込みは噂で聞くくらいだったし」

真姫☆「へぇ…珍しいのね…」

希「でも…西木野さんに限界が来てからのえりちは…冷たかったな」

希「西木野さんが不登校になってからえりちに問い詰めたら、『才能があっても花開かなければ、そこらの雑草と変わらないわ』なんて…」

希「たぶん、数日もしないうちに西木野さんの存在すら忘れてたと思う。真姫ちゃんも、えりちに初めて会った時…初対面みたいな反応されたと思うわ」

真姫☆「あ、あぁ…確かに…」


(絵里「…1年生?見ない顔ね」)


真姫☆「…顔どころか、存在すら全く記憶になかったみたいね。その後、思い出してた素振りはあったけど」

希「うん、まぁだから…今更、西木野さんを後継者として指名する理由がうちにはわからない…」

希「もしかして、アイドルじゃなくて指導者としての才能なら花開くのかも、って考えたのかもしれんけど…」

希「彼女のやり方を理解してる2年生以下の子ならたくさんいるのに…わざわざ経験の乏しい西木野さんを選ぶ理由、か…」

真姫☆「絵里のやり方…。真の強さを欲するには他人の才能を踏み台にする…ってことね」

真姫☆「確かにそうよね…。アイツがこんな…高度って言っていいのかわからないけど、普通じゃない指導方法を理解して正しく指導できるなんて…私は思えないわ」

希「そこらへんもしっかり調べる必要がありそうやね…」

希「…うち、直接アイドル専攻に行ってみる」

真姫☆「えっ…!」

希「そんで指導の仕方とか、その他もろもろちょっとだけでも覗いてきて…西木野さんの様子も調べておきたい」

希「機会があれば、直接西木野さんや、えりちに話をつける」

真姫☆「で、でも…部外者が勝手にホールに入って…」

希「…うちを誰やと思ってるん?」

希「アイドル応援部部長やよ。もろ、アイドル専攻に関わりのある人間やん!」

真姫☆「…まぁ、そうかもしれないけども」

希「まぁ、えりち以外から注意を受けることはないと思うわ。別に目立とうってわけでもないし」

希「でも、真姫ちゃんは逆に絶対に目立ったらいかんよ?バレたら一瞬で命取りになるんやし」

真姫☆「…そうね。そろそろ私も外に出ていったほうが良さそう。希、頑張ってね」

希「了解や」


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