過去ログ - もしライブ! 〜もしもμ'sのみんながUTX学院生だったら〜 後編
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◆Qe7X7xrNvI
[saga]
2016/06/08(水) 23:07:05.35 ID:RPa3KIXbo
穂乃果(絵里先輩は偉大な人だと、私は信じてきた)
穂乃果(彼女の幼い頃のバレエの経歴は、素晴らしいの一言に尽きるほどで)
穂乃果(あらゆるコンクールの金賞を総嘗めにしてきたその実力は、本物としか言いようがない)
穂乃果(だから私はスクールアイドルになるため、強くなるために、彼女のやり方に賛同して)
穂乃果(どんなことがあれども、彼女に従ってきた)
穂乃果(けれど…)
穂乃果(私は最近、揺らいできている)
穂乃果(彼女の今までのやり方が間違っていたとは思わない。確かにこれで、私は強くなれた。数々の人を、心を犠牲にして)
穂乃果(でも最近は…彼女の意思が、何か純粋でないと感じるように、なってきていた)
穂乃果(ただ、『強さ』を求めているだけとは…思えなくなってきていた)
穂乃果(にこちゃんを犠牲に私達を育成しようと考えていたことはまだ、理解できた)
穂乃果(きっとにこちゃんがダメになっていたら、私たちは更なる躍進…恐怖によるブーストで、成長できていたかも知れない)
穂乃果(けれど今回の…西木野さんの起用は、理解できない)
穂乃果(あの方法がA-RISEに…UTXに有益をもたらすとは、思えなくて…)
穂乃果(『何か理由があるんじゃない?』って、凛ちゃんもにこちゃんも言うけど)
穂乃果(その理由が…『強さ』ならいいのだけど)
穂乃果(…もし、私の感じている『強さ』以外の何かのためだとしたら…)
穂乃果(そう思うと、猜疑心が胸を塞いで止まない)
穂乃果(その何かは、私にはまだ、分かりそうにないけれど)
絵里「…じゃあ、今日はここまでにしましょう」
にこ「えっ…、もう終わり?」
絵里「えぇ、話し合いに結構時間を割いてしまったし…今から練習しても中途半端に終わっちゃうでしょうし」
穂乃果「居残りですればいいのでは?」
絵里「それがいいと思うのなら、あなたたちが自主的に行って。とりあえず、私の仕事はここまで」
絵里「これ以降のスケジュール管理の追い込みが忙しいから、帰って整理しないと。…まぁ、私のためってことよ」
凛「うーん、それなら仕方ないにゃー。じゃあ穂乃果先輩とにこちゃんは後で一緒に練習ね!歌も合わせよう!」
にこ「そうしましょうか。先輩も忙しいでしょうし、頑張ってね」
絵里「えぇ、あなたたちもね。それじゃ私はお先に着替えてくるわ」
凛「お疲れ様ですー。よーし、じゃあ発声練習、いっくにゃー!」タタタタッ…
にこ「あ、もう…発声練習にどうして走る必要があるのよ…」
穂乃果「…余裕があるなら、一度生徒会の方に戻っていいかな。あっちも来年度の予算の方で慌ただしくなってるし、確認しておきたくて」
にこ「いいんじゃない?アンタも忙しいわねー…」
穂乃果「もう、来年も近いからね。…じゃ、また後で。遅くなりそうだったら先に始めておいてね」
にこ「わかったわ。凛にも言っとく」
穂乃果「…」スタスタ…
希「…おや、もう終わりなん?」
穂乃果「ひゃあっ!?の、希せんぱっ…」
穂乃果「…どうしてここに」
希「まぁ、いいやん。それより…」
希「ちょっとお話、いいかな」
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