過去ログ - 阿賀野「提督さん、お疲れ様です!」【艦これ】
1- 20
7:名無しNIPPER[saga]
2016/06/10(金) 02:23:33.83 ID:v5e5rCIz0
パチンというスイッチの音と共に、部屋の眩しい照明は消え、アロマランプの優しい光が提督たちをふわりと包む。
提督の目の前には阿賀野がいる。薄暗くてぼんやりとしか見えないが、無邪気な笑顔をこちらに見せているようだ。


阿賀野「はじめるね、提督さん」

阿賀野「まず目を閉じて…リラックスよ」


提督は阿賀野に言われるままゆっくりと目を閉じる。
仕事で疲れ目を患っているので、目を閉じるだけで涙が目に染みて、ちょっぴり痛いと感じた。


阿賀野「提督さんはこれから、疲れがどんどん取れていくわ」

阿賀野「けどその前に、体中の緊張をほぐさないといけないの」

阿賀野「筋肉が緩んでいくのを感じて。力を抜いて…」

阿賀野「まずは利き手から…力が抜けてだんだん重く、おもく、おもく…」スッ


目を瞑っているため、提督は阿賀野が何をしているのかよくわからないものの、腕に何かの感触があることははっきりと感じることができる。
おそらく阿賀野の小さな指が自分の腕を撫でているのだろう、なんだかくすぐったくて気持ちが良い。
阿賀野はその動作を、しばらく何度も何度も繰り返した。


阿賀野「次は反対の手が重くなるよ。だんだん、だんだん、重たく」

阿賀野「その次は両足…そして肩…ほら、もう全身の力が抜けてリラックス状態よ」


阿賀野の甘い声が耳の中に響き渡る。長女らしい、慈しみと愛情が込められた甘い声だ。
甘いと言えば、嗅覚も…ラベンダーの香りが鼻から脳へ送り込まれているのもよくわかる。
女の子の部屋特有の匂いにラベンダーの甘さが合わさってとても心地が良い。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
27Res/15.18 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice