過去ログ - モバP「未来から俺がやってきた」
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84: ◆qvf.IClkDc[saga]
2016/06/14(火) 21:58:13.08 ID:S+5+fXgl0
?「ということは……」クルッ
P「ひっ!?」
?「見つけた……見つけたぞ!」ポフポフポフ
P「ひぃ!? こ、来ないでくれ!? 俺は美味しくないぞ!?」
?「静かに……! 奴らに気づかれる……!」シー
?「落ち着け。こんな格好をしているが……俺は未来のお前だ」
P「ほ、本当に?」
?「ああ。中二の時に書いてた小説の主人公が必殺技を放つセリフは『煉獄へ誘う我が漆黒の炎……顕現せよ(マテリアライズ)!』……だろ?」
P「う……挿絵も自分で書いた痛々しい小説の痛々しいセリフを知っているとは……本当に俺なのか」
P「ど、どうしてそんな格好を?」
?「これは逃げる時に兵士の装備を無断で拝借して……ってそれはどうでもいい!」
?「いいか? 時間がないから手短にいくぞ?」
?「俺は菜々を選んだ10年後のお前だ」
P「菜々を選んだ……俺?」
菜々P「ああ、そうだ。人気絶頂の中、電撃的に引退をした菜々に告白されて、俺は菜々を選んだんだ」
菜々P「最初に言っておく。菜々を選ぶのは止めろ! 生半可な気持ちで菜々を選んだら……絶対に後悔をする」
P「それは一体どういう意味で……」
菜々P「何から話せばいいか……そうだな。まず、菜々は嘘を吐いていなかった」
P「嘘?」
菜々P「そうだ。全部本当だったんだ。菜々はウサミン星人だし、ウサミン星には電車で行けるし、年齢も地球人に換算すると17歳だし、私立ウサミンハイスクールのJKなんだ」
P「待て待て待て! 一体何の話だよ?」
菜々P「ああ、意味は分からないと思う。だが真実だ! 菜々は何一つ嘘を吐いていなかった。ウサミン星はあるんだ! しかも俺達が予想もしなかった場所に! 俺はただ両親に挨拶を行くくらいの気持ちで菜々の実家に向かったらそこは……」
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