過去ログ - ハルヒ「古泉くんは超能力者?」 古泉「エスパーとお呼びください」
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131:名無しNIPPER[saga]
2016/06/23(木) 01:59:02.75 ID:tO6mwcMB0

古泉「あのまま部室にいては危険です。いつあの大腕を振りかざして来るか分かりませんからね」

ハルヒ「そう! そうなのよ!! 普通あの大きさの生物が二足歩行なんてできるわけないのよ!! 自重で潰れちゃうから!!」

ハルヒ「でもあのでっかいのはそんなの関係なくて……じゃなくて!!」

ハルヒ「さっきあなたなにか言いかけてなかった? あいつと戦ってきたとかなんとか……」

古泉「……3年前の、校庭に落書きをした時のことを覚えていますか?」

ハルヒ「3年……なんだ、転校生なのに知ってるのね。もちろん覚えてるわよ、宇宙人にメッセージを送ったのよ」

古泉「…………その時」

ハルヒ「あぁ、あとこのことは誰にも言ってないんだけど、実はあれ1人でやったわけじゃないのよ」

古泉「……え、あぁそうで、そうなん、ですか」

ハルヒ「ま、今更だけどね。別に隠す必要もなかったんだけど、こんな機会だしね」

古泉「こんな機会……?」

ハルヒ「一緒に手伝ってくれた人はね。本名は教えてくれなかったんだけど、代わりにあだ名みたいな偽名を教えてくれたわ」

ハルヒ「『副団長』ですって。笑っちゃうぐらい意味不明でセンスないわよね」

古泉「……はは」

ハルヒ「……でもね、あたしその人に人に何言われようが笑われようが関係ない。自分のやりたいことをすればいい、って言われたのよ」

ハルヒ「まぁ……あたしの言うことなんでも肯定してくれたわけ。今考えてみればただ、おだててたとか、あやしてたのか分かんないけど」

ハルヒ「『副団長』にそう言われたから、あたしは今まで自分のやりたいように生きてきて、今があると思ってる」

古泉「…………」

ハルヒ「SOS団だってあたしがつくりたいからつくったわけだし……まぁ、団っていうのに拘ったのは」

ハルヒ「『副団長』のポジションを作りたかった、ってのも少しはあるわ。ま、子供の頃の思い出補正枠みたいなもんよ」

ハルヒ「蓋を開けてみれば、副団長はイエスマンどころかあたしのやることなすこと全否定のエセ超能力者だったけどね!」シッ!

古泉「……ははは、それは失礼しました」



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