過去ログ - ハルヒ「古泉くんは超能力者?」 古泉「エスパーとお呼びください」
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名無しNIPPER
[saga]
2016/06/12(日) 03:34:50.01 ID:dPGstr2v0
キョン「すっ、げぇ……間近で特撮を見てる気分だ……これは特撮なんかじゃないんだろうが」
キョン「あんなでけぇダイダラボッチみたいなやつ相手に一人で……」
キョン「……一人で? あいつ、味方とかはいないのか?」
キョン「長門でいう朝倉や、朝比奈さんでいう未来の組織みたいなもんが……」
キョン「あいつには、ないのか……?」
古泉「ハァ……ハァ……ふっ!!」ゴオォオオ!
キョン「っっ!? た、倒したのか?」
古泉「……ハァ、ハァ……」
古泉「(……なんとか、生きながらえたようですね。僕も、世界も)」スーッ
キョン「お、おい! 大丈夫、なのか?」
古泉「あぁ、平気ですよ。赤玉のように僕のパロメーターはオールレッドですよ」
キョン「それ死にかけって意味じゃねーか。ほぼゾンビだよそれ」
古泉「……直にこの閉鎖空間は崩壊します。ちょっとした見ものですよ、これは」パキッパキッ!
キョン「空が……ひび割れて……元の世界に、戻った……のか?」
古泉「幻想的でしょう? まぁ、命がけの対価としては少し寂しいものかもしれませんが」
古泉「どうです? これで僕が超能力者であることを信じていただけましたか?」
古泉「同時に……僕が彼女を嫌う理由も」
キョン「信じるも何も……こんなモンを見せられて夢で終わらせられるほど、俺の頭は幸せじゃないぜ」
古泉「ハッピーセットのおまけみたいな顔して?」
キョン「」ガタッ!
古泉「軽口をたたく余裕を見せるぐらいいいじゃないですか。これでも結構体にきてるんですよ? 僕頑張りました」
キョン「……お前は、いつも一人であの化け物と、闘っているのか?」
古泉「……ええ、まぁ」
古泉「だからこそ、僕のみが、彼女をこれほどまでに嫌っているのですよ」
古泉「世界の命運を、たった一人の高校生に背負わせた彼女は罪深い存在ですよ」
キョン「…………」
古泉「……まぁちょっと主人公みたいな設定を気に入ってないわけではないんですがね」
キョン「酔ってんじゃねぇよ。バカ古泉……お疲れさん」
古泉「…………ありがとうございます」
古泉「どうです? 一杯やってきますか? いいチャンネーがいる店を知ってるんですよ!」クイッ クイッ
キョン「やめろ。俺たちは未成年だ。てかその動き腹立つからよせ。よせって、おい!!」
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